本の読み方 | ペッターの話

ペッターの話

誰も見てないと思いながら書いてる

実は読書が苦手だ。


前記事で「考察ができない」と書いたが

読んだ本の要約もできないし

記憶にも残っていない。

文字を読むことが好きなだけで

読書が得意なわけではないんだな

ということに大人になってから気付いた。


母親があんなに幼い頃から

図書館に通わせ本を読ませ

祖母も積極的に本を買い与えてくれたのに

この体たらく。

まぁ、お陰様で好きは好きだけれど。


意識高い系と揶揄されるのが嫌なので

あんまり表立って言わないけれど

私は結構ビジネス書も読む。

小説よりも多いかもしれない。

ビジネス書といっても多種多様で

大きな本屋へ行くと自己啓発本だけで

何棚も使われているし

面陳で話題の本のコーナーが必ずある。

で、大抵1人や2人が眺めている。

詐欺みたいな本や内容が殆ど無い本も

たくさんあるけれど

自分の苦手な分野を克服できるかも

という期待も高まるので

売り場を見ていると結構ワクワクする。

そんなわけで私が手に取る本は

読書の仕方や文章の書き方について

書かれた本が多いと思う。


ただ、内容が記憶に残らないので

身についてはいないと思う。


以前、3色ボールペンを使った

読書方法についての本を読んだことがある。

これも案の定、内容は覚えていないので

下記は私の勝手な捏造かもしれないけれど

・共感できたら青で線を引く

・自分と違う意見は赤で線を引く

・自分の考えを黒で書く

というような感じのものだった気がする。

全然覚えてないからマジで違ったらごめん。


これ、本に直接書き込むことが

前提になっている。しかもボールペンで。

書いたら最後、もう消せない。


私が大好きな漱石先生は

考える前に手が動いて無意識で

本に直接書き込んでしまうため

図書館で本を借りることができず

蔵書が凄まじかったというエピソードがあるが

その点は真似するのに抵抗がある。

ブックオフで売る予定がなくても

直接書き込むのは、ちょっと…


そこで便利なのが電子書籍。

マーカーもつけられるしメモも書ける。

結局メモは面倒で使っていないが

良いと感じた部分は青でマーカーを引いてる。

以前は読了後、マーカーした箇所を

メモ帳へ打ち直していたが

結局そこまでやっても

メモを読み返さないから意味がない。


せっかくお金を払って読んでるのだし

読んだことで何か1つでも

身につけられたら良いのに、とは思う。

で、懲りずに最近読んだ本に

「キーワードを設定して読む」

という方法が紹介されていた。


Googleで何かを検索する時、例えば

「夏目漱石 甘いもの」

というようにキーワードを設定する。

同じように本を読む前に

その本で何を得たいのか

キーワードを設定して本を選び読むことで

情報収集がしやすくなる

というものだった。


なるほどな。

私は漱石先生の甘味エピソードが好きなので

甘いものが登場すると割と記憶に残っている。

一方、芥川の甘味エピソードは

記憶に残っていない。

芥川が甘党という知識があるのだから

何かしらで目にしてるんだと思うけど。

つまり、漱石先生の甘味エピソードには

アンテナが立っているので

しっかり拾えているけれど

芥川の甘味エピソードには

アンテナが立ってないため

スルーしている、ということになる。

記憶に残る読書をするなら

前者の方が良い、というのは

なかなかに説得力があると思った。



それにしても本の読み方1つとっても

色んな方法が提示されているのが面白い。

3色ボールペン法のように

自分に合わないものもあるけれど

1つの方法として知っておくのは

別に悪いことでは無いと思うし。


こうなってくるといよいよ

学校教育の国語の授業とは

一体何だったのか。

何一つ身についてないじゃないか!

というところまで考えて

ふと思い出したのだけれど

私は国語の授業中に

机の下でハリーポッターを読んで

先生に怒られるような生徒だった。


私が真面目に聞いてなかっただけかも。