バンドへの憧れ | ペッターの話

ペッターの話

誰も見てないと思いながら書いてる

我が家はみんな音楽をやる。

 

母と伯母はキーボードで

伯父と弟はギター。

父はドラムをやっていて

祖父は尺八とか大正琴とかギター。

母の恋人はベース。

それぞれがバンドやグループを組んで

ライブやボランティア活動をやっている。

物心ついた時からそうだ。

周りの大人が誰かしら

バンドをやっていた。

人生初ライブが親のライブだし。

(次が藤岡藤巻)

 

私も長年トランペットで

吹奏楽には携わってきたが

やっぱりバンドへの憧れは強い。

 

高校生の頃、藤岡藤巻ファン仲間と

ギターデュオを組んだ。

これだけでも凄く嬉しかったが

2人ともギターを始めたばかりだったし

バンドのような迫力は難しい。

 

大学生の頃に、弟とお金を出しあって

電子ドラムを買った。

父がドラムをやってた影響か

ずっとドラムに対する憧れがあった。

(父が演奏している姿を見たのは

大人になってからだった)

小学生の頃から漫画を積み上げて

ボールペンで叩いて遊んではいたが

実際に楽器を叩けると段違いに楽しい。

バンドでドラムをやりたい!

という憧れが一層強まった。

 

そんなことをmixiで呟いたら

中学の同級生が声をかけてくれた。

彼女がギターボーカルで私がドラム。

彼女の友人がベースに入り、3人揃った。

2~3曲、課題曲を事前に言われていたので

自分で楽譜を作って必死に練習をした。

彼女と友人は長年楽器をやってきているが

私はドラムを始めたばかりの初心者だ。

足を引っ張るわけにはいかない。

 

初のスタジオ練習は緊張したし

恐らく演奏も酷かったと思うが

生ドラムを叩いて

人と合わせられるのが幸せだった。

自分もやっとバンド活動が出来るんだ

と喜んだのも束の間。

その1回以降、召集がかかることはなく

自然消滅してしまった。

ベースの子の顔も名前も

ファミレスで決めたバンド名すら思い出せない。

 

その時にバンドは

人間関係が面倒くさいと思った。

 

話がまた高校生に戻るが

当時、ニコニコ動画で馬のお面を被って

1人で全ての楽器を演奏する

多重録音の動画が大ブレイクしていた。

当時ニコニコを観てた人なら

知らない人はいない、という位の人気。

私もその動画にとても憧れた。

 

そうだ、人と一緒にやれないなら

自分1人でやったら良いじゃないか。

 

ピアノは小学生の頃に習っていて

まあまあ出来る。

アコギも藤岡藤巻に憧れて始めたから

簡単なコードは押さえられる。

ドラムは家にある。

ベースはやったことがないが

楽器は母の恋人から借りられる。

 

そして2014年に

念願の1人バンドの動画を作った。

 

 

今観ると、まぁ酷い。

演奏も歌もMIXも全てが酷い。

しかし、やっとバンドとして

形になったのが嬉しくて仕方なかった。

 

後に、母が働いているお店の周年行事で

家族バンドを組んで演奏することになった。

母がボーカル。伯母がキーボード。

伯父がギター。弟がベース。

私がドラム。

演奏する曲は母が好きな

聖子ちゃんなど昭和歌謡曲。

家族だから人間関係も心配なく

プレッシャーに潰されることもない。

演奏する曲は好きじゃないが

それはともかく、楽しい。

それに、ドラム以外を他の人が

演奏してくれるのは楽で良い。

 

やっぱ、1人バンドって

凄い大変だもの。

 

それを痛感したので

2014年の1回だけで満足して

それ以来やっていなかったが

最近また考えが変わってきた。

オーディオインターフェースを買って

宅録の環境が若干整ったので

アコギの弾き語りにコーラスを入れて

遊んでいるのが、今とても楽しい。

どうせなら、藤岡藤巻の曲も

1曲くらいバンドで演奏してみたい。

 

藤岡藤巻を一緒にやってくれる人なんて

それこそ見つからないだろうし。