お休みが続いたとあるお天気のいい日にボマルツォにあるParco dei Mostri (怪物公園)へと行ってきました。
以前から一度訪れてみたかったんですよね。
ローマからボマルツォまでは1時間強。家からパニーニを持参して、いざ出発。
車の渋滞もなく、ボマルツォまではスムーズに到着したのですが、ボマルツォの街に着いてからまさかの渋滞。
そう、みんな公園の駐車場に入るために並んでいる車でした。
夫も私もそんなに混んでいるなんて思ってなかったのに、甘かった・・・・
お天気がいいお出かけ日和の日にイタリア人、みんな考えることが一緒でした。
さて、この怪物公園、「怪物」なんて奇妙な名前ですが、この公園を造ったのは、ルネサンスを代表する建築家ピッロ・リゴーリオです。
ピッロ・リゴーリオといえば、ティヴォリのVilla d'Este(エステ家別荘)やミケランジェロの死後にサン・ピエトロの建設を引き継いだことで知られていますが、ここもそうだったんですね。
1552年にこの一帯の領主であったオルシーニ家のピエール・フランチェスコ・オルシーニが、ピッロ・リゴーリオに造らせたといわれています。
公園内には38箇所にモニュメントがあり、迷路のようになっていてます。
入り口でもらうマップに順序が書いてあるので、それに沿ってまわると一番分かりやすいかな・・・。
<Proteo Glauco> <Ercole - Caco>
<Tartaruga> <Fontana Pegaso>
そしてこちらが傾く家 <Casa Pedente>
ここは中に入れます。
実際に入ってみましたが、平衡感覚が失われて変な感じ・・・・。
ピサの斜塔に入ったときと同じで、頭クラクラして真っ直ぐに立っていられません。
<Orco>
これって確か数年前に日本のCMに出てましたよね。
何のCMだったかなぁと調べたら、そうそう上野樹里さんがやってた「やさすい」のCMでした。
ここは鬼の口の中に入って写真が撮れるんだけど、すごい人が並んでいたので私はパス。
というか、基本的に夫も私も写真に写るのが嫌いだから、何処に行っても風景だけで自分たちが写ってる写真って殆どない・・・・
<Furia> <Echidna>
<Cerbero> <Tempio del Vignola>
公園内はモニュメント以外にも、自然の中でゆっくりとくつろぐことも出来、多くの人がゆったりとした時間を過ごしていました。
青空の下でゆっくりと過ごすのも気持ちがいいですね。
そして、ここからはボマルツォの町が見渡せます。
私たちもこの景色を見ながら、ゆ~ったりと過ごすことにして草の上に寝転がってしばし休憩。
そういえば、日本にいたときってこうして草の上に寝転んでゆっくりなんてしたことあったかな・・・。
今回は公園しか見なかったのですが、町も可愛らしい感じのところだったので、次回は町を散策してみたいな。