大事なことは本人の○○

ピアノのレッスンでよくあるパターン。
1週間お休みがあって、レッスンの間隔が２週間、開いてしまったとき
お休み明けのレッスンで、どれだけ練習できているか？

というところは、とっても大切なポイントになってきます。

◎普段通りに練習できている子。

◎２週間あるから・・・と、最初の１週間はサボっていて、後半の１週間をがんばる子。

◎最初の１週間をサボってしまったために、宿題になっているところを、どんな風に弾けば良かったか・・・
うっかり？やっぱり？忘れてしまっている子ｗ

◎そのままなし崩し的に練習しまいままレッスンに来る子ｗｗｗｗｗ

おうちでの練習パターンであるこの部分は、
本当にそれぞれで個性に溢れています。

どんなパターンであってもOK！
バッチリや～！と思いながらレッスンにきても

練習忘れてた・・・あちゃ～。

と、思いながらレッスンに来てもかまいません。
まずは、レッスンに来ることが大事です。

どんなことでもコツコツ型の子は、ピアノの練習もコツコツするので、
１曲、１曲の合格が早くて、テキストもどんどん進みます。

ただし、１曲にかける時間が短いので、
少し時間が経ってしまうと、以前に弾いていた曲というのは
ほぼ覚えていなくて、振り返ってみると、
テキストは丸もらっているのに、どの曲もちゃんと弾けない。

ということもあったりします。

もちろん、丸になった曲もちゃんと弾ける子もいると思いますが。

ただし、小学校高学年や中学生くらいになってくると
ピアノの練習にかける時間が短くなってくるので、
今までのようには、曲は仕上がらずなかなか進みません。

いつもは１週間で丸をもらえていたハズなのに、
なかなか合格しなくなってくるのです。

今まで、スイスイ進んでいたのに、
この学年くらいで、足踏み状態になってしまうと
本人は、丸にならなくてイライラしてきたり、
保護者の方も、練習する時間が減っているし
なかなか曲も進まないんだから、もうピアノはいいんじゃない？

というような思考になってきます。

練習する時間が少なくなったから
勉強が忙しくなりそうだから

そんな理由で、ピアノのレッスンから離れる子は多いですが

ちょっと待って！

本当にピアノのレッスンを続けるのは無理かな？

人生の中で、音楽と向き合う時間はたくさんあります。
そして、日常の中で、その時それぞれの中で
優先するものは変化してくるのも当たり前のことです。

だったら、今までと同じようにできなくても、
今のできる範囲で、続けることができるのなら
その方法を考えてみるのも大切かもしれませんね。

どうしてもしんどかったら、いったん離れることも必要ですが・・・。

大事なのは、本人のやりたい、続けたいと思う気持ちかもしれません。