とある低学年の生徒さんは、レッスンの時間帯にママがお仕事を終えることができないため、おばあちゃまに送迎をお願いしています。
お仕事を持つママさんのいるご家庭には、時折見られる光景です。
時によっておじいちゃまだったり、パパさんだったりもします。ご協力いただいていることに、ありがたく感じています。
その、おばあちゃまのある日のお言葉に、私は少し引っかかるものがありました。それはなんだろうとこのところ、ずっと考えていましたが、私自身の子育てを振り返ってみて、「ひょっとして」と感じたことがありました。
生徒さんは、可愛らしいおしゃべりさんです。
毎日はできないけれど、練習はある程度やってきています。
ピアノを弾くこと、さきこ先生は好きなようです。
その、生徒さんについておばあちゃまは
「この子はなんでも時間がかかるので困ります」
というような言い方を時々されるのです。
確かにマイペースなところはありますが、低学年の子なら男の子・女の子にかかわらず、まあ許容範囲ではあります。
ピアノのレッスンは学校みたいにチャイムを鳴らすわけではないし(もっとも、学校によっては、ノーチャイムのところもあるようです)時間で動くということは、まだまだ低学年だとかなり意識しないと難しい場合もあります。
最初は、おばあちゃまのお言葉が、お孫さんである生徒さんを責めておられるのかしらと心を痛めました。しかし、生徒さんの様子を見ていると、少し違うような気がしてきたのです。
ひょっとして、身内を少し落として言うという、おばあちゃまなりの「謙遜」の態度なのではないだろうか…。と、気づいたのは、長女が子どもの頃、私も謙遜するあまりに長女を落とす様な言葉を本人の目の前で発してしまった経験があったからです。
長女はとても怒りました。当然ですよね。比較されて面白くないでしょうし。それに、私が生徒さんに対して絶対やっちゃいけないと思っている「人と比べる」ことを、我が子にやってしまっていたことも反省材料でした。
おばあちゃまは、普段練習についているわけではないため行き届かない部分があることを気にされているかもしれませんし、お孫さんがお行儀よくきちんとしていないことで先生にご迷惑をかけてしまうと申し訳ない、という気持ちもあるのだろうと感じます。
生徒さんはぷっと頬を膨らませ
「そんなにおそくないもん」
と言っていましたが、こういう反応が出るときはそれ以上指摘しないでおいたほうがよいです。
至らない部分、というものは、よくできている部分以上に目に付きやすいものです。それは、私もあなたも同じです。我が子に対しては、ついついやってしまっているかもしれません。
自分も気をつけなきゃなぁ、と、心の中で苦笑しました。
手や指の使い方を丁寧に教えてもらえたら・・・
今より楽に弾けるようになったら???
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