『より緻密で繊細な作り方に変更し、一層美しくなりました。』
麻玉の温もりは神さまの温もり。
清らかで心地の良い安心が輪にめぐり、心深く染み入って日本人の心を正す。
この腕輪は、神さまと人の心とを結ぶ確かな形を、世に表したい一心から生まれました。
そのような作品となるように自らを正し、精魂込めて作りました。
精麻を玉に仕立てて繋ぎ留めた、当方だけが作る麻の玉の腕輪です。
玉声、珠玉にあるように、玉の形は大切なものを表すこの上ない形です。
精麻を玉の形にすることは、かけがえのない物へと昇華させる意味があります。
製作に一週間と時間も手間もかかりますが、一目で神さまを感じ取れる確かな作りになっております。
腕輪の名前にある天宇受売命(アマノウズメノミコト)とは、天つ神さまのお名前です。
天宇受売命さまは高天原の神さまの一柱であり、巫女神として神々の依り代となる役割を担っています。
腕輪の天宇受売命もまた、神々さまの良き依り代となるようにと願い、その名を冠しました。
『麻の玉 丸め繋ぎて 神々と えにしを結ぶ 輪に和を込めて』
そう心より願いながら丹精込めて、この仕事をお与えくださった神さまに感謝しつつ、丁寧に丁寧にお作りいたします。
栃木県産特等精麻『トチギシロ』約26g(精麻約2.5本分)使用。
玉の大きさ約15mm