お酒を飲むということがなくなった
お酒を飲むことは自分にとって必要で
あると思っていたはずなのに、それが
全然必要ではなくなってしまったことや、
自粛期間の気づきには、
誰にも会わずに3ヶ月曲作りをしていて
こういう状態のときに
悲観的になるのはものすごく簡単だけれど
最低限自分にできることをやろうと、
そして、混乱や悲しみ、
怒りなどを助長しないような形をとる
べきだと思ったと語られていました。
また、生きているだけでなんらかの罪を
犯しているような気持ちになる瞬間があり
例えば、ウイルスを人にうつすことに
よって、人が重篤な状態になって
もしかしたら死ぬかもしれない…
そういうことが、
今、ものすごくわかりやすい形で目に
見えていること。
生きているだけで、どこかで誰かの
ことを邪魔しながら
誰かが生きていくのを阻みながら
生きていかなければならない。
それは誰しもそうなのではないか…
これまでのような世界にはもう戻れない。
どうあがいても元には戻らない。
だから、変化を肯定することはすごく
大事なんじゃないかと思う、と話されて
いました。
聞いていて、
とても哲学的で深いなと思いました。
故郷が徳島県ということで好感を持って
いましたが、米津さんが語られたことに
たくさん共鳴し、米津さんに興味を持ち、
新しいアルバムも聴いてみました。
すばらしいアーティストというのは、
いつの時代も、その時代の感覚と感性を
切り取って、
切り開いていく人たちなのだなと感じます。
誰しも誰かを傷つけているし、誰かに傷
つけられて生きている。
そうかもしれないですよね。
でも、もう一歩先に進んだら
傷つけない傷つけられない世界もあるかも
しれません。
(ある意味誤解を生む言葉ですが)
そういう世界に入れたらいいですね。
その世界は、変化を肯定していくことの
積み重ねの先にあるようにも思いました。
ツインハート@twin_ganeshさらさらと風に揺られる雑草のように、しなやかな身のこなしで生きていきたい。根は大地にしっかり下ろし、空を仰いで雨を喜び、お日さまの光を心地よくいただいて、役目を終えるその日まで自らに忠実でありたい。激しい風も、雷雨も、そして時に踏まれても、ただ自らを生きる雑草のようにありたい。
2020年05月12日 08:23