お盆前最後のペトロフピアノ出荷準備!

希少なP118P1ビーチ艶消Usedモデルのご納品がいよいよ明日に迫りました。気になるお届け先は後日またご紹介できたらと思います😊

 

PETROF P118P1 Beech Satin Finish Used Model

Discacciati Piano Bench Mod.105

2015年製モデルですが弊社ユーザーがとても大切に管理されていたので新品と見間違えるほど綺麗です♪

 

 

ショールーム再入荷後に改めてプレップアップしましたが、出荷前に白鍵を一鍵ずつバフ掛け作業を施します。

 

バフとは研磨する際に使う道具。店主が工房修行時代に使用していた機械を受け継いで現在は弊社で活躍、つい昔を思い出します。

 

綿やフェルトで作られた「バフ」を白鍵表面に回転させながら当てることで研磨。上品な光沢が出て小傷もなくなって綺麗に✨

 

しっとりとした触感、新品以上に指に馴染みます👍

 

チューニングピンも綺麗な状態をキープ✨

 

弦もご覧の通り錆もなく新品のようなコンディション。中古ピアノを購入される方は内部までしっかりチェックしましょう!

 

弦が駒に密着するようにあらためて駒打ち。

 

お客様からのリクエストでパイプオルガンと同じA=440Hzにピッチ下げ調律。残りの作業工程は翌日に持ち越しです。

 

Dobré ráno☀PETROF社から贈呈された壁時計はチェコ時間。現地は深夜ですが東京では出荷準備を再開!

 

鍵盤を外して内部を再清掃。キーピンも滑らかな状態👍

 

ハンマーと弦の当たりもあらためて点検。

 

ハンマーの間隔、角度も綺麗に整っています。

 

続いて鍵盤の高さを定規をあてながらチェック。

 

均し作業も微調整でOK、すっかり安定しています♪

 

ハンマー接近距離を再点検、トリルや連打が弾き易いように。

 

鍵盤深さは10㎜、パンチング紙で微調整。

 

アクション各パーツのポジションも修正程度。

 

ハンマーストップ15mmでリセットしました。

 

ダンパー動作を微調整、掛かりのタイミングを少し遅めに。より軽快な弾き心地にしました👍

 

最後に整音、試弾に来られたピアニストの反応をみてハンマーフェルトの弾力性を微調整。より芯のある艶やかな発音にリセット✨

 

そして最後に拾い調律、これで出荷点検が完了!

 

新品と変わりなく調律、整調、整音を隈なく実施。

そしてピアニストの目線になって客観的にチェック!

 

ピッチA=440Hzの落ち着いた雰囲気の音程感。既にネタバレですが納品先は機会をあらためてご紹介、どうかお楽しみに...😊

 

朝から実施していた整備も気がついたらもう夕方に...

 

外装を組みながら蝶番ネジをひとつずつ増し締め。

 

真鍮ペダルもピカピカに磨いてラッピング✨

 

付属のイタリア製ピアノベンチ&木製インシュレーターも美品!

 

PETROFプレップアップ作業完了報告書を作成。

専門店として納品した後もサポートに努めています。

 

木肌が感じられるビーチ艶消外装もいよいよ見納め...

 

光の加減もあって少しクリーム色にみえるビーチ艶消モデル。

弊社ショールームの壁紙とも馴染んで何とも味わい深いです♪

 

あとは明日の出荷を待つばかり...。到着を心待ちにされている皆様にどうか喜んでいただけますように✨

 

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