【New Arrival 
】
日本初上陸！海外でも希少なペトロフP173Breeze Klasicが新入荷♪ピアノプレップ創業10周年を迎えるにあたり輸入しました✨
ネーム通り「クラシック」なデザイン...。透かし彫りの美しい譜面台にヨーロッパの伝統を感じる丸脚＆ペダル台。チェコのクラフトマンシップが存分に堪能できる珠玉の一台です🎹
※記事の後ろの方でテスト演奏もご紹介しています🎶
良い楽器は内観も美しいもの、響板も弦も綺麗にクリーニング✨
駒打ち＆倍音を増強するデュープレックスの弦を微調整。
チューニングピンのクリーニング✨
ベッディングスクリューの調整。
バランスキーピン前後位置の調整。
鍵盤の高さをチェック＆チョークでメモ。
ハンマーの走りをチェック。
ハンマー弦合わせ。間隔、角度も整えていきます。
アクション＆鍵盤を作業台に移動。
アクションを外して鍵盤もすべて外します。
鍵盤の土台となる鍵盤筬、掃除機で綺麗にします。
バランスキーピンの汚れを1本ずつ綺麗に拭います。
フロントキーピンも。滑らかな弾き心地を作るのに欠かせない作業...
メモに基づいて鍵盤の高さをパンチング紙で調整。
キーホールをブラシで掃除。残された木屑を除去します。
鍵盤後部キャプスタンスクリューを研磨✨アクションへの力の伝達をよりスムーズに。
弦合わせを済ませてサポート合わせ。
ローラースキンにテフロンを処理。上質なアフタータッチを作ります。
トリルや連打に関わるジャックの調整。まずは前後位置から。
ジャック上下のポジションも点検＆調整。
ライトを照射しながらハンマー接近調整。
接近調整後にハンマードロップ（戻り）調整。
鍵盤の深さは10mm、専用定規で白鍵から調整。
ハンマーストローク。アフタータッチの感触で基準を作ってハンマーの高さを揃えていきます。
黒鍵の深さ調整、白鍵のアフタータッチに倣います。
ハンマーストップ調整。弦から15mmの位置に揃えます。
嘱託調律師の作業はここで終了。鍵盤の高さも綺麗に整っています👍
続いて店主がスプリング調整へ。作業担当者が変わっても調整の手順や精度が同じであれば何かあっても円滑に引き継ぎ可能。店主の目指している理想の技術体制です。
ダンパーの動作、掛かり、ストップレール、ソステヌートの調整。
整調作業を終えたらA=443Hzで調律を実施。
調律を終えたら針刺し整音。各音がppp～fffを表現できるようハンマーの弾力性を揃えていきます。
ハンマーフェルト表面を細目の布ヤスリで処理。針の痕跡や毛羽立ちを整えると音質も艶やかに✨
角度のついた中音や低音は地道にひとつずつ整形。
しっとり綺麗に仕上がったハンマーフェルト👍
ソフト（シフト）ペダル使用時の整音、専用ピッカーで針刺し。
最後に3弦合わせ、ハンマー先端と弦が同時に触れるよう微調整を繰り返します。
こうして数日間にわたるプレップアップ作業が完了。よく調整されたアクション＆鍵盤は美しいです。もちろん音色＆弾き心地も👍
F.Liszt “Un Sospiro” played on a Petrof P173Breeze Klasic
最後に店主自らチェック、古き佳きヨーロッパの薫りが残るチェコ製ピアノで奏でるF.リスト作曲「ため息」。170cmサイズとは思えない朗らか＆豊かな響き、映像の通り滑らかなタッチに仕上げました🎶
twitterでは優しいハーモニーをお届け。情緒あふれる音色をお楽しみください😊
プレップアップはあくまで必要なプロセス。結果として快適な楽器に整っていることが最重要です。専門店として技術者とユーザー双方の視点を常に忘れることなくピアノに向き合っています。
あらためて美しい透かし彫りの譜面台を。デザイン性のみならず音が透過して奏者は響きを直に感じられるメリットも🎶
同じ木目はひとつとなく、まさしく一点物の「楽器」です。
ウォルナット艶出塗装の美しいケース✨
ヴィンテージピアノには時折見かける丸脚。ただ現在も製造しているメーカーは希少。ペトロフ社が優秀な職人を抱えている何よりの証。
ペダル台も一世紀前にタイムスリップしたかのようなデザイン。
PETROF P173 Breeze Klasic Walnut High Polish
Discacciati Piano Bench Ergo
コンパクトながら迫力あるサウンドを放つP173モデル。
サロン空間や美術館に設置しても違和感のない、まさに「芸術の国」「音楽の国」チェコ共和国を象徴する一台です。もちろんご自宅で日々愛奏したいユーザー様にも自信もってお勧めします😊
心込めてプレップアップした日本に唯1台のPETROFスタイル・コレクション。貴重なKlasicにご興味ある方はぜひご試弾ください♪
ペトロフピアノ専門店＆輸入元
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