ペトロフP118P1マホガニー艶出 プレップアップ♪ | ペトロフピアノ&チェコを愛する店主ブログ
新型コロナウイルスに関する情報について

ペトロフピアノ&チェコを愛する店主ブログ

ペトロフピアノとチェコ共和国の魅力を発信する専門店ピアノプレップ店主のblog。
ピアノ、音楽、カフェ、雑貨、文化...。港区白金台から自由気ままに綴ります。

早いもので今日からもう3月ですね(汗)
今年は新型コロナウィルスの影響もあって
各地公演が中止となっていますが、店主も
幾つかのコンサート仕事がキャンセル...。
 
ただそのぶん時間をプレップアップ作業や
お客様のメンテナンスに充てられるわけで
自分の出来ることにいそしむのみ、経験上
こんな時に思わぬアイデアが浮かぶもの。
コロナウィルスに感染しないように最大限
注意を払いながら業を営んでまいります。
 
入荷したペトロフ小型アップライトピアノ
上品な雰囲気漂うマホガニー艶出モデル、
お洒落なイタリア製ピアノ椅子とコーデ♪
 
ヨーロッパでも昔から高級家具に重用された
マホガニー材、現在は伐採規制の対象に...。
この美しい赤茶色の木材も将来もしかすると
希少価値が出るなんてことも?あり得ます。
 
そんな綺麗なマホガニーモデルをプレップ!
作業の模様を皆様にご紹介、記事の最後に
テスト演奏も掲載、この緊急事態にあっても
SNSで情報発信できる時代となりました。
 
まずはアクション&鍵盤をすべて外して
内部のクリーニングから実施します。
 
チューニングピンを綺麗に磨いて...
 
鍵盤下の棚板&鍵盤筬を掃除します。
 
鍵盤筬のネジをすべて増し締めします。
 
176本のキーピンの汚れ、ベトツキを
拭って滑らかな弾き心地を作ります。
 
フロントキーピンも摩擦抵抗を考えて
正しい角度に微調整をします。
 
フロントキーブッシングクロスを圧縮、
鍵盤に適切な遊びを作っていきます。
 
鍵盤後部のキャプスタンスクリューを研磨、
これもまた弾き心地に関わる作業工程。
 
長い船旅でハンマーの間隔に狂いあり...
ひとつずつネジで正しい位置に調整します。
 
ハンマー弦合わせ完了、きちんと整えると
間隔も角度も綺麗にそろいます。これから
ピアノを購入する方は要チェックですね。
 
バランスキーピンの前後位置を調整。
 
キャプスタンを回して上下レベル調整。
アクションにしっかり鍵盤の力が伝わるよう
正しいポジションにリセットしていきます。
 
続けて定規で白鍵、黒鍵の高さチェック。
 
様々な厚さのパンチング紙で調整。
 
ご覧の通り均一に揃うと白鍵の境界線が
ムラなく一枚板のようにみえます。
 
鍵盤深さを調整後、ハンマー接近距離を
ひとつずつチェック&調整していきます。
 
バックチェック、ブダイドルワイヤーを
専用プライヤーで正しいポジションに。
 
ハンマーストップ調整は15~13mmに。
 
ダンパーの動作&掛かりをチェック...
 
新品のためA=443Hzで調律を実施。
 
最後に整音作業、ハンマーの弾力性を
針刺しで調整、抜けの良い明朗な音が
つらなるよう経験を頼りに実施します。
 
針の跡を消すと同時に艶っぽい音に...
シューシャインでハンマーフェルト表面を
綺麗に整形していきます。
 
最後に「3弦合わせ」、コンサートピアノで
行う作業をアップライトピアノでも実施...。
輸入元として最高のコンディションにして
お客様にペトロフピアノをお届けします♪
 
手間と時間をかけてプレップアップ完了!


一夜が明けて店主が小学校6年の発表会で
演奏したリスト「ためいき」でチェックを...
たどたどしいのはご愛敬、なんとか冒頭だけ
指が覚えていました。脳より記憶力良い?
 
小型でも良質な響板のため豊かな響き...
入荷したときはボヤけた音像、もさっとした
弾き心地でしたが、プレップアップによって
艶やかに歌うような音色、ビロードのような
滑らかなタッチに生まれ変わりました^^
 
PETROF P118P1 Mahogany High Polish
Discacciati Piano Bench Mod.105
夜になるとボヘミアンガーネットのような
大人っぽい渋い趣きのマホガニー艶出✨
 
イタリア製ピアノ椅子はマロン色のシート、
ベージュ、グリーン、ピンク、空色など…
その他のカラーバリエーションもご用意。
お客様の好みにカスタマイズできますので
ご購入の際に遠慮なくお申し付け下さい。
 
皆様のご試弾を心よりお待ちしています♪
 

ペトロフピアノ専門店&輸入元

株式会社ピアノプレップ公式HP

納品事例はこちらから!

お客様のペトロフご紹介