お客様のご要望によりペトロフ本社工場に
発注したペトロフP131M1マホガニー艶出、
ついに白金台ショールームに届きました!
 

ペトロフ社が誇る最上位アップライトです♪

スマートなデザイン&美しい木目が魅力...

温度25℃、湿度50%のショールーム空間に

馴染ませてからプレップアップ作業を開始!

 

まずはチューニングピンのクリーニング。

 

アクションを外して弦も綺麗に磨きました。

 

真鍮棒で「駒打ち」、弦の振動が駒に

充分に伝わるように密着させます。

 

アクション&鍵盤を本体から外してから

棚板を清掃、鍵盤筬のネジ締めを。

 

キーピンを一本ずつクリーニングしました。

 

フロントキーピンの角度も修正しました。

 

キーホールの木屑をブラシで掃除します。
 
鍵盤の動きがスムーズとなるように
左右遊びをプライヤーで調整します。
 
アクションのネジ締めもチェックします。
最上位モデルにはドイツの老舗メーカー
“Renner”社の純正アクションを搭載!
 
ハンマーの走り、ねじれを修正しながら
弦合わせ作業を行います。
 
ハンマーが正確な位置で弦に当たるよう
調整すると間隔、角度も綺麗に整います。
 
キーピンの前後位置も揃えます。
 
続いて鍵盤の高さ調整、均し定規と
様々な厚さのパンチング紙を使用。
 
一枚板のように白鍵を美しく均します。
 
黒鍵の高さも12.3mmで正確に調整。
 
鍵盤の力を伝達するキャプスタン調整、
まずは上下&左右の位置をセット。
 
前後の位置も精密にセットすることで
弾き心地に均一感が生まれます。
 
そして鍵盤の深さ調整、定規を用いて
基準となる10mmで調整していきます。
 
微弱音の表現力に関わる調整作業
ハンマー接近、0.5mm単位で実施...
 
88鍵のハンマーストップ位置も整備。
 
止音を制御するダンパーも調整して
アクション&鍵盤の「整調」完了!
 
入荷間もないためA=443Hzで調律!
 
最後に「整音」作業、針を入れて
ハンマーの弾力性を整えます。
 
3弦とハンマーフェルト先端の接点を
ファイラーで精密に調整、ハンマーの
表面も滑らかに仕上げて完了です!
 
美しいPETROFアップライトピアノ内部♪
 
そして貴重なマホガニーで仕上げた
艶出塗装の外装も実に鮮やかです。
 
PETROF P131M1 Mahogany High Polish
Discacciati Piano Bench Mod.105
昔から高級家具にも使用されていた木材
マホガニー、上品さと東欧の面影が漂う
なんとも「チェコらしい」ピアノです♪
 

動画を通じて、そのサウンドを公開♪
上記のプレップアップによって洗練された
音の粒立ちが伝わりますでしょうか^^
 
外観と同じ様に色彩感と密度の濃い音色、
最上位のアップライトピアノらしい響きの
迫力、特に重厚感ある低音部は圧倒的…。
 
チェコ共和国が誇る古き佳きピアノメーカー
PETROF、一台一台に手間と時間をかけて
整備した「楽器」を皆様にお届けします!
 
 

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