ペトロフP118C1マホガニー艶出 プレップアップ♪ | ペトロフピアノ&チェコを愛する店主ブログ

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ペトロフピアノとチェコ共和国の魅力を発信する専門店ピアノプレップ店主のblog。
ピアノ、音楽、カフェ、雑貨、文化...。港区白金台から自由気ままに綴ります。

チェコ共和国から入荷したペトロフUP、
人気の装飾猫脚モデルのプレップ完了!
まずその仕上がりからご試聴下さい^^

ピアノプレップ店主が高校生の頃に
練習した曲、最初の触りだけですが
何とか指が記憶していました...大汗
艶っぽい音色、豊潤な響き、そして
軽快なタッチが伝われば幸いです!
 
入荷して直ぐプレップアップ(精密調整)に
取り掛かるのではなく、店内の温度湿度など
しばらく環境に馴染ませてから作業を開始、
安定した空調管理も専門店には大事です。
 
まずは曇っていたチューニングピンを
一本ずつクリーニングしていきます。
 
アクションを外して弦もクリーニング。
 
アクションに力を伝達するキャプスタンの
表面を磨いて円滑な弾き心地を作ります。
 
弦より柔らかい素材の真鍮棒で駒打ち、
密着させて振動が充分に伝わるように。
 
鍵盤をすべて取り外して棚板&鍵盤筬、
そして178本のキーピンをクリーニング。
 
フロントキーピンの角度を正しく調整。
 
鍵盤内部をブラッシング、黒いエプロンに
積もった木屑が分かりますでしょうか?
日本製も欧米製も工場から入荷した品は
調整以外にもこうした手間が必要です。
 
鍵盤とアクションを再び本体に収めてから
ハンマー走り、捻じれを修正、ご覧の通り
ハンマー先端と弦のポジションを正確に。
 
キャプスタンスクリューを工具で回して
上下を調整、正しい位置に設定します。
 
バランスキーピンの前後位置も揃えます。
 
こうして鍵盤の高さを定規でチェック...
チェコの職人が彫る装飾がお洒落♪
 
様々な厚さのパンチング紙で微調整。
 
白鍵のレベルに視線をあわせて点検、
一枚板のように綺麗に揃うまで調整...
 
黒鍵の高さは12.3mmで整えました。
 
あがき定規で鍵盤の深さをチェック、
パンチング紙で10mmに整えます。
 
鍵盤深さ調整を終え、バックチェックと
ブライドルワイヤーのポジション調整。
 
トリルや連打、微弱音の表現に関わる
「ハンマー接近」調整、0.5mm単位で。
 
ハンマーストップ位置、ダンパー動作を
チェックして「整調」作業が完了です。
 
続けてA=443Hzで「調律」を実施。
「音程の高さ」を整えるのが調律です。
 
最後に「音の粒」を揃える「整音」です。
硬い音を発するハンマーフェルトに針刺し、
弾力性を調整することで音質を整えます。
 
ハンマー先端が3弦と同時に接するよう
専用ファイラーで緻密に削って調整を...
コンサートピアノ同様の作業を施します。
 
このように入念にプレップアップを施した
ピアノ、また1台「楽器」が誕生しました♪
 
PETROF P118C1 Mahogany High Polish
Discacciati Piano Bench Mod.110
with Green velvet seat
チェコの特産ボヘミアン・ガーネットを
想わせる上品な赤褐色のマホガニー。
同木材の他メーカーの外装と比べても
落ち着いた装いで高級感が漂います。
 
その音色と響き、チェコの職人が造る
洗練された外装を一度ぜひご確認を♪
 
ご来訪を心よりお待ちしています^^
 

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