プレップアップしたペトロフの試弾を
希望される愛好家が増え始めている
今日この頃、本当に嬉しい限りです。
 
お客様が入荷を楽しみにされていた
ペトロフUPマホガニー艶出モデル、
今回はこちらの作業&テスト動画を
記事にしましたのでご覧ください♪
 
PETROF P118P1 Mahognay High Polish
Discacciati Piano Bench Mod.105
整備されたペトロフピアノを楽しみたい...
そのようなファンのご要望に応えるべく
技術サービスの体制も強化しています。
 
時々プレップアップ作業を委託している
技術者が今回サポートに、昨年の秋には
PETROF社工場を一緒に訪問しました。
 
ペトロフを楽器に整える上で生産現場を
知ることはとても大切、それをふまえて
2日かけて「楽器」に整えて貰いました。
 
アクション、鍵盤を外してキーピン掃除。
 
キャプスタンスクリューも綺麗に磨き
滑らかな弾き心地を作っていきます。
 
ひとつひとつのハンマーと弦の位置を
地道に、かつ正確にそろえていきます。
 
ハンマーの次は鍵盤、キーピンの位置を
定規を使いながら整えているところです。
 
各セクションの高さをチェックしてから
鍵盤の均し作業に入ります。
 
image
手間と時間をかけて鍵盤高さを精密に。
 
鍵盤深さをチェック&調整、全体的に
深かったためパンチング紙を補充。
 
ハンマー接近、ハンマーストップの距離など
店主も時折指示を交えつつ「整調」が完了、
各パーツが整然と揃うと内観も美しいです。
 
工場出荷時に高めに調律されていた
音程をA=443Hzでリセットしました。
 
そして音に命を吹き込む「整音」作業…
硬い音質のフェルトに針を入れて適度な
弾力性を、ppp~fffまで聴き分けながら
艶々しく歌うような音色に仕上げました。


最後は店主自身が楽器をチェック...
プレップアップ作業の担当が代わっても
提供するPETROFのクオリティは維持、
1台1台を厳しい目線でテストします。
 
今まで同様に「ピアノプレップ品質」を
保ちながら、より多くのピアノ愛好家に
チェコ製ピアノをお届けできますように
技術者との連携を深めてまいります。
 
 

ペトロフピアノ専門店&輸入元

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