さて、先日のP125F1モデルに続いては
同じく新入荷P118C1装飾猫脚モデル!
2日に分けてプレップアップしたので
その模様を今回もレポートします♪
まずはアクションを外して内部の
クリーニング作業から開始です。
チューニングピンを磨きました。
左がビフォー、右がアフター。
弦を綺麗に拭いてから「駒打ち」、
駒に弦を密着させます。
アクションに力を伝えるキャプスタン、
動作を円滑にするべく磨きました。
鍵盤もすべて外して棚板を清掃。
キーピンの汚れも1本ずつ拭います。
フロントキーピンの角度を微修正。
ここでいったんコーヒーブレイクを...
ピアノ、マグカップ、フレンチプレスも
‟Made in Czech Repubric”です(^^)
一息ついてから作業を再開です。
鍵盤のキーホールをブラッシング、
残っている木屑を取り除きます。
一鍵ずつキープライヤーで調整、
鍵盤に適度な遊びを作っていきます。
アクションのネジ締めを行ってから
ハンマー弦合わせ、走り&ねじれを
地道に修正していきます。
正しい位置で弦をアタックするように
ハンマーを調整、間隔も整いました。
最後にA=443Hzにピッチ上げ調律を
行って1日目の作業は終了...。
2日目はバランスキーピンの前後調整、
定規をあてて微調整していきます。
鍵盤とアクションにカラがないように
キャプスタンを回して上下調整。
こうして下地が整ったところで定規で
鍵盤の凹凸&傾きをチェック...
様々な厚みのパンチング紙を用いて
鍵盤の高さを微調整していきます。
白鍵の高さを精密に均しました。
同様に黒鍵もご覧の通り均しました。
そして鍵盤の深さをパンチング紙で
10mmに調整していきます。
アクションパーツのポジション調整。
繊細な表現が可能となるように
ハンマーの接近を精密に調整...
この後ハンマーストップ、ダンパーを
チェックしてから調律を再度実施。
最後にハンマーの整音&3弦合わせ、
針の痕跡を綺麗に処理して完了です!
輪郭のある艶やかな音質に、そして
弾き心地は滑らかに整備しました!
P118C1 Walnut High Polish (右)
P118C1 Walnut Satin Finish (左)
with Discacciati Piano Bench Mod.110
今回プレップアップしたのは右側の
ウォルナット艶出モデル、左隣りが
ウォルナット艶消モデルとなります。
猫脚のイタリア製ディスカチャーチは
空色&ピンクのシート2種をご用意!
あなたの好みはどちらですか??
精密に整備されたチェコ製PETROFの
音色&響きを一度ぜひご体感下さい♪
ペトロフピアノ専門店&輸入元
株式会社ピアノプレップ