チェコの作曲家スメタナの誕生日に...※動画あり♪ | ペトロフピアノ&チェコを愛する店主ブログ

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3月2日はチェコが生んだ大作曲家、

ベドジフ・スメタナの誕生日!

 

 

そんな記念日に注文&お取り寄せした

P118D1ウォルナット艶出のプレップが

完了、その作業の模様を報告します。

 

最後にスメタナのポルカをほんの少し

弾いてみたのでお付き合い下さい^^

 

まずチューニングピンのクリーニング、

左はビフォー、右がアフターです。

付着した汚れを拭ってピカピカに...

 

アクションを外して弦もクリーニング!

 

弦の振動が余すところなく駒に伝わるよう

真鍮棒で小突いてしっかり密着させます。

 

打鍵時の力をアクションに伝える

鍵盤後方のキャプスタンを磨いて

接点の抵抗感を減らし滑らかに。

 

88鍵をすべて外して棚板の手入れ。

掃除機をかけてからネジ締め作業、

専用のポジドライバーを使用します。

 

そしてバランス・フロントのキーピン、

計176本をきれいに磨いて、鍵盤の

動作をスムーズにします。

 

フロントキーピン、別名オーバルピンの

角度を定規をあてながら修正します。

 

鍵盤遊びを調整しながらキーホールを

ブラッシング、工場から届いたばかりの

新品ピアノは木屑が混入しています。

 

こうして鍵盤、アクションを元に戻して

ハンマーの調整、きちんとセンターで

弦をとらえるように合わせます。

 

こちらが入荷したときの状態。

打弦ポイントが正しくないハンマーを

放置すると、間違った位置に弦溝が

付いてしまうので要チェックです。

 

続けて鍵盤の高さ調整に入ります。

様々な厚さのパンチング(最薄.02mm)で

より正確に高さを均していきます。

 

白鍵のレベルが正確にそろったところ。

タッチの基本は「鍵盤均し」にあり...

店主が高級ブランドを扱っていた頃に

徹底して学んだことのひとつです。

 

もちろん黒鍵もご覧の通り正確に。

 

キャプスタンスクリュー上下を調整、

鍵盤の力が正しくアクションに伝わる

位置に設定します。

 

そして鍵盤深さ調整、専用定規を用いて

隣の高さと比較しながらパンチング紙で

10mmに正確に整えていきます。

 

繊細なピアニッシモが表現できるよう

2~3㎜でハンマー接近距離を調整。

 

そしてハンマーストップ作業に入る前に

バックチェックなどアクション各パーツを

専用プライヤーで調整しておきます。

 

そしてハンマーストップ、弦から15mm、

連打が入りやすいポジションに88音を

そろえていきます。

 

ダンパーの動作、掛かりもチェック...

 

こうしてアクション&鍵盤を整える作業

「整調」が完了、続きは翌日に持ち越し...

 

今朝は音律を整える「調律」から再開、

新品ということでピッチはA=443Hzで。

 

最後は音質を整える「整音」作業...

ひとつひとつ音を聴き分けながら

必要に応じてハンマーフェルトに

慎重に針を入れて弾力性を調整、

音の粒立ちを揃えていきます。

 

針の痕跡を処理、ハンマーフェルト表面を

滑らかに仕上げることで音も艶やかに...。

 

そして「3弦合わせ」も実施、ハンマーの

先端と3弦が同時に接しているか確認。

 

フェルト先端を薄く削りながら微調整、

輪郭のあるピアニッシモを作ります。

 

こうしてプレップアップが完了しました!

ハンマーフェルトの並びも美しいです。

 

整調、調律、整音はそれぞれ目的ではなく

あくまで手段、最終的にピアノが「楽器」に

仕上がったかどうか「ユーザーの目線」で

チェックする必要があります。


...という訳でお待ちかね?の動画を。

Vzpomínka na Plzeň プルゼニの思い出

スメタナの生誕を祝福してみました🎂

 

「我が祖国」などオーケストラ曲のほか

スメタナは「ポルカ」に代表される多彩な

民族舞曲を通して、チェコ民族の誇りを

曲の中に表現したと言われています。

 

チェコの巨匠イヴァン・モラヴェッツも
コンサートで好んで演奏していました♪
 

PETROF P118D1 Walnut High Polish 

Discacciati Pieno Bench Mod.107

ペトロフのウォルナット猫脚モデルに

あわせてイタリアから輸入した椅子を

新たにご用意、色合いもぴったり!

 

お子様にも弾きやすく滑らかなタッチ、

上品かつ艶っぽいサウンドに仕上げて

あとはお客様のご試弾を待つばかり....

どうか気に入って貰えますように。。

 

ペトロフピアノ専門店

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