今日もあなたに逢えて、嬉しいわ。
すっかり春ね❤️
さて。友人に、喜びのご報告をしたら
「気晴らしにパーッと広いところに行くと
いいよ。大きな公園とか」って、
アドバイスをいただきました。
最近、家での作業に集中していたので
「そうだね、そうするよ」とお約束。
けれど春の陽気を感じながらも、
元々が超出無精のあたくしでございます💦
「めんどくせえなあ」
数日たってようやく、
少し離れた場所にある公園まで
お散歩に行くことに。
しかし、これが大正解でした‼️
ちょうど小高い丘の上にある
公園は、春爛漫の花ざかり。
野生化したヒアシンス。
公園の階段横には、迎えるような雪柳。
その上に、ミモザの木。
「うわあっ❗️」声が出ました。
春のミモザは、切り花としてよく見ます。
けれどこんな風に、たわわに生い茂った姿を
見たのは初めてです。
新鮮な喜びを感じつつ、更に進むと、
あそこにもここにも、ミモザの木。
この公園はけっこう通っています。
そして花好きな私は、植栽も把握している
つもりでしたが…。
予想外の驚きでした。
それから、桜。
確か神戸も、開花宣言が出たばかり。
桜のはな。
さくらの蕾。
どれも麗しい。
木漏れ日のなかで見る桜は、
淡ピンクではなく
雪のような白さでした。
花を愛でながら歩く。
日差しの暖かさ、柔らかさも心地好い。
公園内ですれ違う人々さえ、
何となく優しく見える。
小さな広場では、
中学生カップルがバドミントンをしていた。
制服のグレーのベスト、
男の子はシャツネクタイのまま、
女の子はプリーツスカートを揺らしながら。
二人ともニコニコ。
声をあげながら、笑いさざめく。
まだ付き合いたてかな…。
微笑ましい。
春の光も空気も、
二人を祝福しているようだ。
何となくこちらまでウキウキする気分を
おすそ分けしてもらって、帰路につく。
通りすがりの商店街では、
産直の露天のお店が出ていた。
ふと目をやると、
何と❗️
桜の枝が売られていた。
3本の開花枝が、まさかの100円‼️😱
「これ100円?」思わず店の人に聞く。
「ええ、どれでも」とのお返事。
3つの青いバケツいっぱいの桜の枝。
自分で選ばせてもらい、
銀色に光るコインを渡す。
キャーッ、すごく嬉しい💕
スキップしたくなるような気分で帰宅。
さっそく生けました。
窓辺の特等席です。
紅いミニバラと、紫のビオラと共に。
桜だなあ。
春だなあ。
何と平凡な、
ありきたりの感想だろう。
けれどその凡庸さが、
今年は嬉しい。
去年の今頃は、
空気がピリピリしていた。
緊急事態宣言がいつ出るか、
神経を尖らせていた。
それを思えば、
桜だなあ。
春だなあ。
そう思えることが、
何より嬉しい。
きっと貴方のもとにも、
春がやって来ていることでしょう。
優しい春。
楽しい、嬉しい春。
ではまた。
どうぞ今日もお幸せに