こんにちは～
今日も来てくれて、ありがとう！
お待たせしてしまったわね
さて。
先日セッションを受けて下さった
お客様のご質問。
「よく自分らしく生きなさいって言われるけど…
自分らしくって何？」
「いやそれ、言ってる人も実はよくわかんないかも…
まあ、私なら～」
その時は、その場で思いついたことを話しましたが
後で何度も思い返し、考えています。
「自分らしく」。
なんでしょう？
あなたなら、どう思いますか？
私なら、
とにかく「今の自分そのまま」です。
自分の発言、行動、
その基になる嗜好、癖、考え方、感情感覚。
例えば私は、
アートが好きです。
手作りが好きです。
ヒーリング、セラピー好きです。
スピリチュアルも好きです。
きらいな例をあげれば
メカっぽいこと全般。
家事全般。
スポーツ全般。
嗜好で言えば、
ヨーロッパ的なもの。
アンティークなもの。
優美で上品なもの。
行動の癖は、
熟考してから行動する。
腰が重いが、やり始めると粘り強い。
納得すれば全部飲みこんでやれるが、
納得のいかないことは、頑として拒否る。
熱く語りだすこともあるが、
興味のないことや、キライなひとの前では黙秘（笑）
このような「私」の感覚に、
合う人もあれば正反対の人もいる。
その上、これらの「私」の感覚感情、行動の癖は
「理想」ではない。
「正しく」もない。
では、その正反対の傾向の人が
正しいのか、理想なのかというと、
そうでもない。
その場その場、
状況によって全く変わる。
「納得しないと動かない」のも、
「とりあえず動く」のも、
平時であれば、別に問題はナイ。
スピードが早かれ遅かれ、どうってことはない。
けれど非常時であれば
その判断ひとつが生死を分かつこともある。
が、その瞬時の判断さえ、
「状況に動かされてそのまま動く」のが正解だったり
「ちょっと立ち止まってみる」のが正解だったりする。
どれが正しいのか。
災害の後、生き残っていれば
それが正しいとも言えるが、
本当の本当は
生き残るのが正解かどうかも、
実際はわからない。
私たちは、生の世界に生きている。
だから、死の世界のことは分からない。
「生の世界」側から見れば
どうしたって「生き残るのが正解」。
けれどそれも、一方の世界観でしかない。
どちらも分かった上で、
正誤を判断することは不可能だ。
では「自分らしく」とは何か？
自分らしくに正解はあるのか？
全然ない。
どこにもない。
「自分らしく」はただ、「そのままの自分」だけだ。
成功したり失敗したり、
赤っ恥をかいたり優越感に浸ったり、
推しに萌えたり、キライなものを攻撃したり
ただただ、その時々の衝動や感覚で動く
自分であるということ。
「自分らしく」あれば正しく成功するのではなければ、
「自分らしく」あれば間違いで失敗するのでもない。
一つだけ言えることは
自分はこういう時、どういう感情感覚になって
どういう行動をとるのか。
それによって何を得ているのか。
あるいは、何を失っているのか。
それを出来るだけ「自分で」分かっていること。
それが大事。
分かっていれば、
その時々の判断が出来る。
ときには自分を捻じ曲げても
「こうする方が良い」というのもわかる。
また、以前は「こうするのが良い」だったけど、
今は「別の方法がイイ」のもわかる。
「自分探し」という言葉は、
何となく青臭く、そして揶揄されがちだが
一生続くものだ。
「自分らしく」を探そう。
あなたが、「自分らしく」が分かればわかるほど、
他者が「その人らしい」ことも分かってくる。
そこに
優劣はない。
上下もない。
「あなたはあなた、私は私」であるだけ。
そんな「あなたと私」で
手を取りあって、
未知の地平を旅しよう。
素晴らしい世界が、あなた達を待っている。
ではまた。
今日もどうぞお幸せに
（美しい薔薇と、マリア様キャンドル。私の世界観です）
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