● ○○すれば今のピアノ演奏は劇的に良くなります
藤沢市にある、藤沢ピアノ音楽教室です。
今日はやっと、先日のBlogの続きである「悲愴ソナタ第二楽章を如何にきれいに奏でるか」について、記載してみたいと思います。
これは、他の曲にも応用できるので、是非とも習得したいテクニックです。
「一生懸命にピアノを練習しているのに、どうして綺麗に聴こえないんだろう？」
大人のピアノの生徒さんからは、よく聞くお悩みです。
CDを聴いてみると、まるで別の曲のように聴こえる…
そんな事が、よくありますよね。
プロとの一番のギャップは、おそらく曲の速度かなと思いますが、それにしても美しく聴こえないのは…
【メロディーの扱い方】
にあると感じています。
プロの演奏は、最初から最後まで、とにかくメロディーラインが美しく奏でられていますよね。
首尾一貫して、メロディーラインが良く聴こえ、伴奏が要所を押さえながらも控えめに演奏されていると思います。
（ただ伴奏を弱く弾いているのではないですよ↑）
それに対して、ピアノ学習者の演奏は、大体において左右がガチャガチャと鳴り響いていますよね。
ここが、速度の次に問題になる点ではないでしょうか。
右手も左手も、自分の指なのに思うように動いてくれない・・・
ここがピアノ学習者の一番の悩みだと思います。
中々右手と左手ってバランスが取れないのです。
一生懸命に弾くと、両手の音が大きくなり、弱く弾こうとすると、両手の音が小さくなる。
メロディーを出そうと意識をすると、途端に両手で弾けなくなる…
何とも悩ましい問題です。
それを一気に解決してくれるのが、腕の重みを利用して弾く【重力奏法】です。
重力奏法って、聴いたことはありますか？
ピアノって本来は脱力で弾くものなのですよね。
プロは脱力をしながら弾いているのですが、それが出来るのは腕の重みを上手く活用しているから。
脱力奏法について語り出すと、永遠に終わらないので割愛しますが‥‥
この奏法を身に付けると、子供でも楽々にメロディーラインを浮きだたせることが出来ます。
メロディーが伴奏に埋もれているだけで、ガチャガチャとした雰囲気に聞こえますが、ここがクリアになると、今の演奏がかなり良くなります。
とても簡単なので、是非動画を見て習得してみて下さいね。
これが出来たら、次のステップですよ～！！
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