音楽活動のモチベーションとなっていること… | ピアノマンの逆襲

ピアノマンの逆襲

本業の傍ら、曲を書いたりピアノやギターで弾き語りしてます。毎週金曜24時からFacebookにて「クルマの中から弾き語り生配信」やってます。その他ライブバーでの弾き語りライブ、ギター流し活動等もあり。

今年の一番大きな出来事は、結婚して家を出るまで27年間ずっと一緒に暮らしていた祖母が2月に90歳で病気で亡くなったことです。今どき珍しく病院ではなく実家で亡くなりました。とは言え、亡くなるまでの数ヵ月はかなり大変で、入退院を繰り返し、両親も相当疲弊したと思います。

僕もその頃は1週間に2~3日は実家や病院に通い、何ができるわけでもなくただ近くにいるというパターンを繰り返していました。泊まったりもしましたが、瀕死状態の家族と同じ屋根の下にいるわけで、あんまり眠れなかったですね(苦笑)

でも、今振り返ると、自宅で看取ったゆえに、人間が避けて通れない死というものをすごくリアルに学ばせてもらったと思うし、自分の生き方を見直すきっかけを残してくれたように思います。

人間は意外と頑丈にできてはいますが、歳には勝てないこともよく分かりましたし、今まで当たり前にできていた食べることや歩くこともできなくなるという現実を目の当たりにし、自分も最後はこうなるんだろうな…やっぱり寿命という電池があるうちにやりたいことはやらなくては…と強く思うようになったんですね。死ぬことよりも、病気になって身体が動かなくなる現実やもう死ぬしかないという現実を受け入れざる得ないことの方がよっぽど怖いということも悟りました。

最近、音楽活動も活発になりましたが、今年の祖母の死がかなり影響しているように思います。
そのうちやれるから…のそのうちが無いかも知れない。そんな風に思うようにもなりましたから。

そして、40歳を迎え、今まで意識したことのない「人生の折り返し」も感じています。折り返しどころか最悪の場合、既に終盤である可能性もありますし、時間の大切さも痛感してます。

だから、残された時間をくだらない悩みで疲弊して無駄にしたくないし、残りの時間を後悔しないように過ごしたいと思います。

そんな自分のキーワードは「感動」と「出会い」。やっぱり自分はこれが大切なんだと思います。1日1日を、そして周囲の人を大切にして生きていきたいです。