今使っている電子ピアノを使って１年４カ月。
半年くらい前から、ピアノ椅子から
軋んだ音が出始めました。
そして、とうとうギッシギシに
前にも書きましたが、床もギッシギシに
傷つけてくれちゃってねぇ…。
座面も硬くて、座り心地は決してよくないです。
ボーナスも全然使ってないし、
１０月の増税前にどうにかしたい。
で、ここ１週間ほどピアノ椅子を探す
ネットの旅に出ていたのでした。
色々調べたところ、油圧式もしくは
ガス式の椅子が上下しやすく、便利そう。
候補をいくつか挙げてみましょう。
その１。
とってもファッショナブル
でも、１本足で不安定そう。
あと、床に面するところが四角くて、
掃除も頻繁にしないと
ホコリが目立っちゃいそうです。
その２。
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ピアノ椅子 油圧式 Hydraulic コンサートタイプ
39,800円
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なかなかよさそうだけど、
ちょっと重たそう。
実はワタクシ、ピアノのイスを
高いところの収納のモノを
取り出す時にも使っているのです
なので、あまり重すぎるのはちょっと…。
ちなみに、いくら調べても
この商品の重量は分からずじまいでした。
その３。
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ピアノ椅子 ガスリフト スペイン HIDRAU BM-44H （黒/黒座面）
59,000円
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おお～、これはなかなか…！
でも、もうちょっと色々見てみたいな～。
その４。
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ピアノ椅子 484SN-Heft-01A アンデクシンガー
143,640円
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これもすごくイイね！
しかし、お値段がかわいくない…。
色々調べている途中、思いついたことが。
それは、スタインウェイは
椅子だけ販売してるんじゃね？ということ。
で、検索したところ、出てきたことは出てきたんですよ。
名古屋ピアノ調律センターという
ピアノ屋さんのＨＰ。
しかしこれは、残念ながら在庫切れでした
ピアノ椅子を紹介している個人ブログもチェック。
すると、こちらの方が、もんのすごいステキな
ファツィオリのピアノ椅子を紹介していたんですよ～。
https://karol1.exblog.jp/27497072/
あれ？この椅子、「アンデクシンガー」って
ありますね。「その４」のピアノ椅子と一緒？
すっかりこの椅子のトリコになってしまったため、
ファツィオリのＨＰをチェックしたところ…、
https://fazioli.co.jp/news/2019/03/andexinger.html
何と、アマゾンより約４万円もお値ごろじゃ
あ～りませんか！
しかしこの情報は今年3月…。
5ヶ月経った今、まだ在庫はあるのか？
紆余曲折を経て（←大げさ！）
ファツィオリのスタッフの方と
携帯のショートメールでやり取り後、
在庫はまだあるとのこと。わーいわーい
というわけで、ファツィオリのショールームに行くことに。
最寄駅は田町です。お供は、久しぶりのＯ２君。
Ｏ２ 「seaって、こういうフットワークが
すんごい軽いよね」
任せてよ
だてにマイケルファンを
やってないっつーの！
しかし田町、就職活動以来だな～（しみじみ）。
22年ぶり？！
道に迷うかもしれないので、早めに家を出ました。
しかし道にあまり迷うことなく、12時45分くらいに
到着してしまいました。すると…、
Ｏ２ 「あれ？中が真っ暗で、ドアに鍵がかかってるね」
あれ～？ネットで調べたら
営業時間は10時半～19時ってあったのに…。
もしかして、お昼休憩？
外資系は、休む時はちゃんと休むのね
早く到着した旨をショートメールしたところ、
案の定ランチをしていたとのことでした。
1時ちょっと過ぎに、ようやくスタッフの方が
いらっしゃました。その方の第1印象は
「あれ、お見かけしたことがあるぞ…？」。
それもそのはず、2015年の
ショパコンのドキュメンタリー番組
「もうひとつのショパンコンクール」で
密着取材を受けていた
ファツィオリの調律師
越智さんではあ～りませんか！
まさか、越智さんの接客を受けるとは…
テレビで見た通り、ものごし柔らかな方でしたよ～
そうそう、ピアノ椅子ですよね！
Ｏ２ 「おお～、高級そうなピアノがいっぱい
」
あの～、私はピアノじゃなくて
椅子を見に来たんですよ
Ｏ２ 「あっ、そうだったね。
ちゃんとピアノ1台1台に
お目当ての椅子が並んでるね」
こ…これが
越智さんは慣れているせいか、
軽々と椅子の座面を上下させていました。
しかし私がやると、なぜかうまく動かず
上げるのは簡単です。しかし下げる時は
座りながらでないと下がらず、
私の体重が軽いせいか（45キロ）
全く下がりません。
あとは慣れるしかないかな…。
弾きながら座り心地を試せるとのことなので、
ご厚意に甘えることに。用意してくださったのは、
何とフルコン！
Ｏ２ 「ホレボレするほどキレイだねぇ…」
それに、ものすごくボディが長い！
普通のフルコンより長い造りだそうです。
領収証を切ってくるので、その間
どうぞご自由に弾いてくださいとのこと。
誰も聴いていないことをいいことに、
持ってきた楽譜の中の
プレリュード16番を弾いたのでした。
この曲を練習している時が
一番椅子が軋むから…。
料金は10万8千円と高額ですが、
座面が本革のものより断然安いですし、
何といっても配送料無料。
「20年は使うつもりです！」と告げたところ、
「20年どころか、ずっと使えますよ」とのこと。
個人情報を記入している時、
カルピスもいただいちゃいました。
Ｏ２ 「seaはコーヒーが飲めないからね。
あとこの椅子、すっごく高級そう～」
それもそのはず。ル・コルビュジエのＬＣ２だもんね～。
やっぱりショールームは
高級感を出さないとなのかな？
いや～、いい買い物ができました
わが家に到着するのは22日。
到着したら、またレポートしますね～