念願だったチェロとのデュオ。


初合わせをしました。

約15年のブランクは侮れないな、、、

と改めて思い知らされましたが

チェロの音色にとても癒されました。


弦楽器の中でもチェロの音が1番好きで

デュオに憧れていたのですよね…ずっと❤︎


ガチャガチャ弾くピアノの音と同じように

ギコギコ鳴らす弦楽器の音も苦手なのですが

とても優しい音色につい聴き入ってしまい

気を取られた瞬間に音を外してしまった‼︎

という事を何度かやらかしましたニヤニヤスミマセン

やはりどの楽器でも、音に人柄が出るものなのかも。


「チェロとデュオをすると上達するわよ」

と背中をおしてくださった師の言葉が

とてもよくわかった気がします。


とにかく雑な音をピアノが1音でも鳴らすと

一気に品のない音楽になってしまうのです。

だからか、合わせ練習のはずなのに

終始緊張して手に変な汗をかきました😂

そもそもは練習が足りていないだけなのですけどあせる


お互いの音が出るまでの時間差があるので

そこも計算しながら音を出す必要があり

ソロのように好き勝手に弾いてしまうと

わちゃわちゃになり、全て台無しになるので

弦楽器の伴奏は本当に難しいです。


久しぶりすぎて、感覚はもう無しに等しく

また1からやり直しだなという心境ですが

こんなにピアノが楽しいと思って弾いたのは

もしかすると初めてかもしれません。

一度,完全に離れたことで変わったのだと思います。


弦の音をかき消さない音量で芯は残し、

各声部の響かせ方のバランスを構成していく。

これがとてつもなく難易度が高いガックリ

簡単に音が出せる楽器だからこそですね。


ピアノは全体的に大きな音で弾くほうが

いかに簡単か‼︎と改めて思いました。

全体的に大音量で音を鳴らしてよいなら

指先の神経も頭も使わなくていいからラク。


チェロの伴奏をするとその人の実力がわかる

と言われるのはそういう事なのもしれません。


ピアノは室内楽の勉強をしてナンボ、

本当にこれはそう思います。


私が子供の頃の先生も師もお二人とも

チェリストの安田謙一郎さんと定期的に

共演されていたので、室内楽の演奏会にも

よく足を運んでいました。


当時は「室内楽かぁ、、」

と思っていたけど、大きくなるにつれて

その良さがわかってきたのですが

ピアノの出し方の本質を貴重な子供時代に

耳から学べたのは私の財産になっています。


それを実際に自分が出せるかは別として😂



最後に通しで全曲録音をしたので

繰り返し聴き、譜面にチェックをいれながら

ポンコツ弾きから少しでも前進できるように

していきたいと思います。




この写真の撮り方のセンスの無さよガックリ


かっこいいですよねぇ。

許可を得て撮らせていただきました。


ぽわんと幸せ気分です❤︎




差し入れまでいただいて恐縮です。

私から誘って学ばせてもらっている側なので

こういうのは本当にお気遣いなくですお願い

むしろ私の方がしないと、、です😂


ちなみにこの業界では、伴奏が必要な

楽器奏者の方が誰かに伴奏を依頼する場合、

ピアノ伴奏者に謝礼を払うのが礼儀なので

学生の頃、ここでトラブルになる人を

よく見かける事がありました。


学生同士であってももちろん、発表会や

コンクール、試験等でお願いする時もです。

(伴奏の練習時間を割かせるのだから当然と言えば当然)


知らなかったでは済まされない事が

この業界には沢山あるのですが

スポーツなども同じなのかな?


クラシック界はおしとやかにみえて

実はバリバリの体育会系なのですガックリ


だから気が強い人が多いし

努力もしないで弱音を吐く人に対して

冷たい言葉や態度になってしまうのかも。

怖い先生はまさにこれだと思います。

私も娘に対しては、可哀想なほど厳しかったです😂