実家に帰省した際、毎朝食卓に出てきていた

甘くてとっても美味しいトマトにはまり

愛知でもそうい甘いトマトを売ってくれる

農家さんはないかな?と探しています🍅


元々、トマトはモッツァレラチーズと

カプレーゼにしていただく事が多く

夫も娘達も大好きな一品です。


特にこれから暑くなってくる季節は

あっという間になくなりますし

時短でできる一品なのが嬉しい。笑




まだ私が独身だった頃の話なのですが

「ピアノの先生の子供って可哀想よね」

という会話が聞こえてきた事があり

確かにそうかも🤔と思った事がありました。


この仕事は、夕方から夜にかけてがメイン。

そして生活費を稼ぐ為のレッスンとなると

毎日夜中までというのもザラと聞いています。

私には体力的に無理なので,ある意味尊敬しますが💦


だからどうしても我が子の相手ができず

子育ては放置になるのが難点なのです。


我が子の習い事の送迎もしてやれないし

勉強やその他諸々のフォローもしてやれない。

やれてもレッスンがない日だけになるので

毎日並走しながら支えるのは物理的に無理。


これについては私が子供の頃に習っていた

先生のお子さんが「とっても寂しい」と私に

ポツリと悲しそうに言ってきたのを思い出し

今でも複雑な気持ちになるのです。


お婆様が毎日子守に来られてはいましたが

レッスン室に入ってくる事は禁止され

お母さんと話をする時間もなかったようです。


自分の教育には力を入れてもらえないのに

よその子の教育には力を注いでいる姿をみて

子供ながらに思う事があったのだと思います。


作り置きされていた夕飯をあたため直して

テレビを見ながら時間を過ごしている姿が

同じ子供の立場として切なく感じたのです。


小学生まではお母さんに側にいてほしいし

話も聞いてもらいたいし、甘えたいのが

本来の子供の素直な気持ちだと思うと

ピアノの先生の仕事は、続けていくとなると

結婚相手も選ぶし、子供も犠牲になる。


音大卒業までにかかる金額を考えると

決して稼ぎもよいとは言えない…

そして今の時代はモンペ対応も半端ない…

思いっきりブラックだなと思います😂



それでもお子さんを音楽の道を進ませたい?

日本とはそういう国ですよ?

と私は専門を勧めないでいるのですけどね。


後になって母に聞いたのですが

「あの子は最後まで私になつかなかった」

と先生ご自身も子育てに関しては失敗したと

嘆かれていたそうです。


華やかにみえる世界ですが

こういうところの苦労もあるのです🫠




実は最近の話なのですが

娘から周りの子達が親の愚痴(親ガチャ?)

をこぼしている話を聞きました。親に対して

「無責任に子供を産むなよと思っている」

と言っていたそうで、それを聞いて娘は

「自分は幸せだった」と言ってくれたのですが

それが今の若者達の正直な気持ちなのは本当で

それを聞いてまた切なく感じたのです。


もちろん色々な意味からだったと思いますが

親の学歴格差、経済格差がそのまま子供に

連鎖していく事で、その差が更に広がり、

どんどん子育てが厳しい国になっていき

少子化は加速していくのだと思います。


そして高学歴の子達ほど結婚も子育ても

デメリットしかないという考えを前提に

将来を見据えて私達の世代の考え方とは

全く違う方向で変化してきているのを感じ

私達世代から下の世代の老後は確実に

悲惨な結果になると恐ろしくなっています。


だから現在子育て中の方々には

目先の今ではなく、ずっと先を見据えて

子育てをする事を強くお勧めしたいし

ピアノという習い事を通して

戦う相手は他人ではなく自分という事や

洞察力、思いやり、折れない心の作り方、

そういう内面的な部分を私としては子供達に

教えていきたいと思っています。


子供達の将来をしっかり見据えながら

指導していける人でありたいのです。




しかし「ガチャ」という言葉、、、

すごい言葉ですよねガックリ