年明けから国内でも心痛むニュースが続き

何事もなく生活しているとつい忘れますが

健康でいられ、衣食住に困らない生活ができる

という事はとても幸せな事なのですよね。


こういう時、相手の気持ちに寄り添う

というのは難しい気がします。


同じ経験をした人にしか

その本当の辛さまではわからない…


悲しいけど、私自身も自分の経験から

それが答えだった気がするのです。



人生、生きていると本当に色々ありますが

何を幸せと感じ、何を不幸と感じるかは

捉え方により大きく変わってきますよね。


そう考えると、物質的な事よりも

精神的な幸せを感じられる人こそが

本当の意味で幸せな人なのかもしれません。


それが心の豊かさなのではないかとも。



【美しい音、音楽性のある子の特徴】


これはズバリ何だと思いますか?

生まれ持った才能だと思いますか?

これ…後天的なものだと私は思っています。

この子、美しい音を出せるようになる‼︎
というのはレッスンをしているとわかります。

結局のところ訓練にはなるのですが、
そういう子は耳と指先の感覚の神経が
ピタッと繋がっていきそうな子なのですよ。

そして当たり前ですがレッスン時に
良い例と悪い例で私が横で模範を弾いた時に
私の手をガン見しながら耳で鋭く聴きわけ
何がどう違うのかを真剣に聴いています。

その後は別人のように音が変わります。

子供ってそれくらい耳が訓練の仕方によって
良くも悪くもその方向へ発達していくのです。

言い換えれば、この耳の発達時期に
音は大きく、かつ速く指が回る事がよし
とされた環境で育つと、これは本当に可哀想。

美しい音、音楽を知っている子は
単なる爆音&速弾きの矛盾に気付けるけど
爆音、速弾きしか知らない子達というのは
本来の美しい音、音楽を知らないので
深い部分の違いに気付けないのですから。

だから、どこどこをミスしたとか
テンポが遅い叙情的な曲はつまらないとか
そういう発想になるのではないかと…。

そりゃそうだと思います。
テンポ遅く、柔らかい音を出せないのだから
幼稚な演奏になって下手に聴こえますものね。

柔らかく優しい音の出し方を知らない、
ゆっくり弾く事を知らないからできない、
だから苦手=それを素直に認めたくない

結局、そういう事だと思いますよ。

逆に指の独立、コントロールができる子は
速弾きしろと言われたら簡単にできます。

爆音も速弾きもね、汚いからやらないだけ。
できないからやらないのではないですバイバイ
勘違いすんなよ‼︎って話です。

もぐら叩きじゃあるまいし😂

ハーモニーをガン無視した響き、濁った音、
そういうのを許せない耳に育った子達こそが
音楽性のある子達だと私は思うのですけどね。

だからそういう子達に育ってほしいし
育てていきたいのです。