リハーサルの心構え | ぴあののーと

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ピアノレッスン、練習方法、伴奏、大学の授業...その他日常で感じた様々なことを、自由気ままに綴っています^ ^

先日のコンサートでご一緒した歌い手さんから、NHKのカルチャースクールでの伴奏のご依頼を頂いたり...携帯

5月にまた室内歌劇場のコンサートに出演する事が決まったり...音譜

少しずつやりたかった「伴奏」の世界が拡がりつつあるのを感じる今日この頃です霧ハチ




さて...

いよいよ初めての発表会「事前リハーサル」まで、レッスンが残り3回となりました。


私が毎週毎週、しつこくカウントダウンしている成果か(笑)、


チューリップ紫家に帰ってから、カレンダーを見ながらレッスン回数を数え直していました

チューリップ黄ピアノの横に「あとレッスン○回」と貼ってあるんです


というお母様方からのお声や、普段レッスンにいらっしゃらないお母様も付き添いを再開されたり


チューリップピンク子供の自主性を見守りたいが、今のペースで大丈夫か

チューリップオレンジ何か声掛けする必要はないか


などなどご相談を頂いたりして、いよいよ発表会に向かって皆さんの心が動き始めているのを感じ、とても嬉しく頼もしく思いますニコニコ



小学生以上の生徒さんには、本番から逆算して

メモいつまでに何をどの程度まで仕上げるのか

自分で決めて、スケジュールを立ててもらっていますが、自分で決めた約束を守れる生徒さんがグッと増えてきましたグッド!


「自分との約束を守る」という事は、そこに責任が生じ、自立が促され、それが自信に繋がる...

というように、生きていく上でとても必要な力だと思うので、生徒さんにはそれぞれの発達段階に応じて、小さな成功体験をたくさん積み重ねてもらえたら...と思いますキラキラ



それにしても、やはり発表会前に人前で発表する場があるというのは物凄い事ですねメラメラメラメラ

今年は、本番の完成度が今までとは大きく変わるのではないかと思っていますにひひ


それは今みんなが、発表会当日ではなく、リハーサルから逆算して準備を進められているから


そしてこれから、リハーサルまでにどこまで持っていけるかが、本番の完成度を大きく左右しますね。


弾けない場所や暗譜の不安がなくなってから、どれだけ弾きこめるか

そこから初めて、本番の完成度を上げるための練習が出来ます。


リハーサルを練習だと思い準備不足で出てしまうと、そこまで到達することができません。


例え失敗したって全く構わないんです。


「結果」ではなく、そこへ向かう「過程」にこそ意味があると思っています宝石赤宝石紫宝石ブルー


リハーサルでは生徒さんには各自、録画、もしくは録音を撮ってもらい、自分のホールでの演奏を客観的に聴いて、勉強してもらいます。

初めての「事前リハーサル」なので、レッスンで丁寧に説明してまいります〜



最後に、最近テレビで見た、陸上選手の為末大さんの言葉がとても印象的だったのでシェアします音譜

習い事に関する番組だったのですが、習い事というのは

「習い事の奥にある何を学ぶか」

に意味があり、習い事によって得られるスキルそのものよりも、それに熱中して達成感を味わったり、挫折を乗り越える経験をしたりする中で、物事の

「学び方を学ぶ」

ことが重要、というような事を仰っていました。


私のお教室でも大切にしたい事です霧