皆様、明けましておめでとうございます🎍

年々、 新年を迎える事の特別感が薄れていくような...
気がついたら年を越して数日経ってた...みたいな

今になって年越しの感じを思い出して
「あぁ、あの感じいいよね...」
なんて早くも懐かしんだりしています

それもこれも、きっと今週にこのコンサートを控えているからに違いありません!!

比較的余裕を持って準備してきたはずが、6日前の昨日になって恐ろしい変更連絡が...

中田喜直の「ゆく春」という曲、元々cis moll(シャープ4つ)の曲なのですが、年末の稽古で先生から
「短三度下げてみたら〜」
とご指導が入り、フラット5個のb mollに変わりました

2日後には石川県の業者さんから移調譜が届き(この速さと楽譜の精度の高さには感激
!)、必死に練習して弾けるようにしたのですが...

昨日の夕方、再び歌い手さんから連絡が入り
「三度下げたら低すぎるから、半音だけ下げてc moll(フラット3つ)に変更するよう、また別の先生からご指導が入りました」
と





ピアノ曲では勝手に楽譜の調を変えるなんてあり得ませんが、歌では男女の違いや声質によって、調を変えることが頻繁にあるんですよね。。
そして歌の方は簡単に「ふんふ〜ん♪」と移調できるのでしょうが、ピアノは。。。
音が全て変わり黒鍵・白鍵の場所も変わるので指遣いが変わりますし、何より今まで頭と目と指ですっかり馴染んでいた曲を、また一から別のものに馴染ませ直さなければいけない作業なので、ものすごく負担大なのです

何より本番6日前というのが...

まぁ恨み節を言っていても仕方ないので、あと5日で何とか間に合わせるしかないのです〜〜〜〜〜
何とかなれ〜〜〜!!!頼む〜〜〜私!!!
(もはや信じるものは自分しかない...)
ただ、これまた完璧な移調譜が既に当日の夜に、私の手元に届いていた事にはまたまた感激!!
皆さん、何やらとんでもなく素晴らしいソフトをお持ちのようです
文明の発達は凄いですネ


今回のコンサートではさらに、初めての「アレンジ」もどきを経験する事に



武満徹の「小さな空」の編曲版の伴奏が単純過ぎるとのことで
「これ、そのまま弾いてるピアニストいないわよ〜 だってつまらないでしょ?」
という鶴(先生)の一声で...

「合唱の楽譜を参考にするといいかも」とアドバイスをくださったので、稽古の帰り道、早速アマゾンで購入。
翌日届いた合唱譜をみながら、いただける部分を見繕い、アカペラの楽譜だったので(!)、ピアノ譜になるよう楽譜に書き起こし、それから移調...という作業

悩んでる暇はなかったので、黙々と作業をこなし。。
何やらそれっぽくいい感じになった、はず。。



そんなこんなで、伴奏ピアニストの激しい洗礼を受けつつも、稽古での合わせや先生のご指導は大変刺激的で勉強になり、音楽が驚くほど生まれ変わるので、毎回ワクワクが止まりません

自分に足りないものを発見したり、楽譜の読みの浅さを痛感したり...
コンサートを企画するとはどういう事なのか...
客席との一体感を出すためには...
など、今後の私の音楽人生に役立つであろうお話もたくさんしてくださいます





「面白い事をやろうよ!」と先生が仰った直後、みんなの顔つきが変わり、出てくる音楽が全く変わった事にも本当に驚きました。
ただ上手に演奏するのではだめ。
意識が「自分」に向いているところから、「お客様」へ。そんな感じ...
そんなコンサート準備佳境の中、今日ようやく当日着るドレスを買いに行ってまいりました
(ギリギリセーフ!)

お直しは否応無しの「スピード仕上げ」で¥2000アップですが、とてもお手頃で可愛いドレスが沢山あるお店だったので、今後ソロでもお世話になりそうです〜

そして帰り道、通りすがりの美容院へ〜

これでなんとなくハード面は整ったので、帰ってからは練習に集中しようと思います〜
間に合え〜私〜



取り敢えず明日の稽古に間に合わせねば...




