いや、これまでも弾くには弾いていたのですが...
やはり伴奏と平行してやっていると、無意識に力を分配してしまうのかな。。
そういえば伴奏を人前で弾く機会(授業やレッスンやコンクールなど)は毎日のようにあったけど、ソロの本番は(腱鞘炎のせいもあり)今年3月からやってない...

深い練習が出来ていない事に気付いたのは、先日、昔から習っている先生にレッスンを受けてからです。
ラフマニノフのコレルリバリエーションを持っていったのですが、
和声の変化を感じずに、弾き飛ばしている箇所の多いこと多いこと。。

レッスンで弾いていると、

とか

とかとか

とか、気付かされることがいっぱいで...
自分がいかに無神経に、ノリだけで弾き飛ばしていたかを思い知らされ、これからの課題の多さに途方にくれるといいますか、ピアノに向かう姿勢を反省させられるといいますか...

ラフマニノフは本当に粘着質タイプみたいで(笑)、和声が半音ずつ微妙にズレて変化していく、、
でも誰も考え付かないような素敵な和声達がそこにあって、、
ただ弾いてるだけでは、音が多すぎてなかなか把握しきれないのですが、


すると、初めて見えてくる、、
ピアノの練習ってこうだったよなぁと痛感しながら、練習しておりまする。。
理想の音に近付くように...それ以前に、理想の音はどれなのか、探りながらの毎日です。
もっとこんな素晴らしい理想があるよ
実はこんな素敵な音楽なんだよ
と提示できるのが指導者なんだな...と与えて頂いて学んでおります


