落語家「古今亭志ん朝」 | improvisation pianist|髙橋賢一

improvisation pianist|髙橋賢一

高橋賢一 即興演奏家 ジャズピアニスト 繊細さと鮮烈さを併せ持ち、自然と一体化し音を授かる感覚を基に演奏された音楽は、流れ、広がり、変容し、瞬間的な美しさを創り出す。

先日、福耳のマスターに落語家の古今亭志ん朝さんをおすすめされて聞いてみたら随分とハマってしまいました。


落語に関しては今までたくさんの人に勧められてきたのですが食わず嫌いでした。


他の落語家さんも色々聞いてみて、どの方もそれぞれの間があり素晴らしかったのですが、古今亭志ん朝さんの柔らかく美しく無駄のない感じがすっかり癖になってしまいました。実際に噺だけで映像が浮かんできます。


まだまだ落語のことはわからないのですが、お客さんの雰囲気や空間を肌で感じ取りながら展開していく様子など、何かその場で生み出される音楽との共通点を感じ、本当にインスピレーションをいただけるなと最近は毎日聞いています。