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指使いの問題。
結構大きいですね。

正しい読譜は本当に幼い頃から大切です。


指使いの読み方をいい加減にすると大変になります。


子供さんの手の形や大きさによって、指使いを変えることはあります。右手で弾けない和音を左手で取ったり、変えなければならない時はあります。

また、音の響きを考えて、あえて指使いを変えることもあります。


でも、先ず楽譜に書いてあるところの指使いをきっちり弾くこと。
これは、少しずつ弾けてくる小学校低学年くらいから、甘くしてはいけない基本だと思います。


いったん、それを許してそのままいくと、

自分の使い易い指しか使わない→弾きにくい→ますますつっかかる→強引に弾く

の、悪循環。


いつも、指使いは丁寧に見てるかなー、と思う生徒さんの音が良く聴こえない。

「指使い違うよー!」
は、良くあることです。

まだ、幼いから、、と思えないのが、指使いの問題のように思います。


前に生徒さんから、指使いを注意したあと、
「何で決められた指使いで弾かなければいけないんですか?」
と、質問がありました。小学校高学年の生徒さん。

「自分の好きな指使いでも弾けるよ。
でも、そうすると使い易い指に偏るよね。
使わない指が出てくる。だいたい4と5かな。
本に書いてある指使いはたくさんの人がたくさん時間かけて考えたんだよ。自然な形で弾けるように。良い手、弾き易い手になるようにって。
○○ちゃん、何となく弾いてるでしょ。時間かけて考えたわけじゃない。
そうすると、弾きにくい手になってしまうんだよ」

と、話しましたが。

本人、深くは納得しない気配が…(涙)←私です。




大きくなってから、本人の自由な指使いで弾く癖を直すのは、それこそ、音が苦になってしまいます。


指使いとは、日々の戦い…ですね!





指使いの問題は大変難しいですね。