《ひとりひとりを大切に》
      心を育むピアノ教室
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自然の色は本当に綺麗ですねー。


私がまだ新人先生の頃は、
生徒さんのミスがとても気になり、楽譜に一生懸命に赤鉛筆でしるしを書いていました。


生徒さんの話しを聞きコミュニケーションするより、楽譜の音をキチンと間違えずに弾いているか、それをひたすらチェックしていました。


勿論、ミスは直さないといけません。
そのままの癖をつければ、直すのに何倍も時間がかかります。

若い頃は、「何で何回も言ってるのに…」
と思ったことは正直ありました。


それは、生徒さんが理解して無いまま、こちらが言ってるだけだからですね。一方通行です。


もう少し生徒さんが考えるように。
小学生くらいの生徒さんには、

例えば、休符の長さが適当になってる、なかなか直らないなー、の場合。


①その前の音符を長くして殆ど休符ナシ
②休符長過ぎる
③休符少し長い
④きちんした丁度良い長さ

の、4種類で私が弾きます。


「○○ちゃんが先生だよ!
今、弾いた四人の中で誰が1番上手かな?
誰に100点つけてあげる?」

と、聞きます。

そして、「④番の人に100点!」と生徒さんが言ったら、
たくさん褒めて、
「○○ちゃんすごいね!大正解!
じゃあ、その④番の人みたいに弾こうね」

と、話すとスーッと良く弾けて忘れない。


自分で考えたことは忘れないと、思います。


できないところを一方的に指摘せずに、生徒さんが考えるように、気付くように頭を使う方向で。


できたところは、何がどう良かったかを具体的にしっかり褒める。


レッスンの初めに、
「今週はどうだった?」
「何を1番練習できた?」
「どれが1番自信あるかなー?」
「何かわからないことあった?」
「自分が1番練習頑張った曲から弾いてね」
「この曲どんなイメージで弾いて来た?」
とか、うるさいですが(笑)
いろいろ言います。


ミスするのは人間だから、当たり前。
ミスをしまい、しまい、と弾くと余計ミスしてしまいます。

だから、ひとりひとりが自分の喜びのためにピアノが弾けるように、


いろいろ考えて練習ができるように!
といつも思います。