日曜日行ってきました
ザ・シンフォニーホール
なかなか大阪には来てくれなくて悲しかった
ソンジンがやっと大阪でコンサート
実はソンジンを生で聴くのは
2011年の浜松アカデミー以来
ちょうど3・11の直後でした
この時は他のピアニストがお目当てで
出向いたのですが
彼の演奏を間近で聴いて
あまりにもその才能の違いに驚きました
まだティーンエイジャーだった彼ですが
もうプロとして完成されていました
その時の講師だったカン・チュンモ先生が
「彼は子供の時からもうすでにプロだった」
とおっしゃっていましたがまさに
その頃はまだ英語もほとんど喋れず
とってもシャイな彼は部屋の隅でポツン
持っていたマールブランシェの
音符型お菓子をプレゼントすると
とっても喜んでくれたのはいい思い出です
その後の活躍はもうご存じの通り
今では世界的ピアニストとして活躍
今年はベルリン・フィルの専属プレイヤーにも
若くして世界でも指折りの名ピアニストです
今回のプログラムはラヴェルとリスト
どちらもなかなか濃いプログラム
とにかく音が美しい
多彩な音色と安定したテクニック
そしてパワフルさが加わって鬼に金棒
すごい
この一言につきます
もちろん会場スタオベ
鳴りやまない拍手にアンコール2曲
ピアノを学ぶというのは練習をするのは当然ですが
いい演奏を聴くということも非常に重要
そうでなければいい音いい演奏を知らないままで
狭い範囲の知識だけになってしまいます
TVによく出てる人だから
YouTubeで有名な人だから
そういう基準で選んじゃうのは
残念ながら世界基準のホンモノの音に
触れる機会を失ってしまい
結果耳が育つ機会を逃してしまいます
ソンジンは間違いないプロピアニストです
またコンサートがあればぜひ皆さんも
聴いてみてください