なんちゃって弾けている!? | ピアニスト長富彩オフィシャルブログ

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人生を共にしてきたピアノ。
ピアノと対話して音楽と向き合う時間に感じたことを中心に、演奏会情報や、2歳の娘との日常を記していきます。

こんにちはニコニコ

ベートーヴェンのソナタ23番熱情を練習中。

過去にも弾いているし
とりあえず久々でも弾けるのですが、
やはり昔から決まって苦手な箇所はあります。

皆様は、抱えてる曲が多かったり、または普段本業を抱えながら発表会に出るような場合、曲の全てを時間かけて重箱の隅をつつくように練習出来ないことの方が多いかと思います。


そうすると、とりあえず取り掛かるのは、目に見えて弾けない場所…明らかに弾けない場所。

しかし、意外と危ないのは、"なんとなく弾きにくいけど弾けている"場所なんです。

過去のvoicy


で少し触れていますが、弾けているけどなんか弾きにくいところは、
音譜The なんちゃって弾けている音譜
場所なのです。

両手で弾けば左右支え合ってどうにか弾ける場所が多くあります。

例えば、私にとっての熱情のそれがこちら口笛

私の場合右手は何事もなく弾けますがなんとなく左手だけ弾くと辿々しく重たい場所がある。
ここをクリアしなければ両手で弾いた時必死で支えている右手も力んだりします。
ゆっくりのテンポで弱い指やポジションを探したりして原因を見つけたら徐々にテンポアップ。
片手ずつすらすらいくようになったら、両手。
そうしたら今度またやるべき事がありますがそれについてはまた改めて書きます。



こちらは、2段目の左手の重音。

左手の上の声部、下の声部でテンポ通り弾き、

どちらが弾けていないか確認。

私は下の声部が改善の余地あり。




こちらは、まあ弾けるだろう場所ですが、

小気味よく重たくならずに弾くには分解練習必須です。

右手の和音は1番上、真ん中、下 ですらすら弾けるようにしたら、上2つ、下2つ と分けます。私の場合は上2つに改善の余地あり。




こんな感じで一つずつ なんちゃって弾きを無くしていくとやりたい音楽に没頭出来るようになります。

そんな午前でした。

さあ、娘の英語へ!今年度最終レッスンです照れ







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