まどか26歳、研修医やってます! / 水谷緑 | 趣味は読書です

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ひたすら読んだ本たちの記録

まどか26歳、研修医やってます! 女の子のお仕事応援コミックエッセイ (メディアファクトリーの.../KADOKAWA/メディアファクトリー
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若月まどかは医大を卒業したばかりの研修医。

外科医に憧れて飛び込んだ医者の道は、

甘くなかった!

3食カップラーメン、睡眠時間は4時間、

手術室は極寒地獄!

「医者なんかやめちまえ!」カリスマ先生に罵倒され、

仕事に追われて恋愛に割くキャパはゼロ…!?

逆境にもへこたれず、男だらけの過酷な職場で

生命と真剣に向き合う女の子のお仕事コミックエッセイ!







水谷緑さんのコミックエッセイ、早くも3冊目です!

あたふた研修医やってます。 」と

離島で研修医やってきました。 」のシリーズとは

主人公もがらりと変わり、今回は女子研修医。

そもそもこのエッセイは

KADOKAWAのメディアファクトリーの

女の子のお仕事応援コミックエッセイシリーズ

のものなんです。

他にも面白そうなのがいっぱい・・!


水谷緑さんは、まずとにかく絵がかわいいし、そして

めちゃくちゃ面白いです。かなり笑かされてます。

本を出し始めて間もないようですが、

これからどんどん出していってほしいなと

勝手に思っています。♡

実際に読んだことのある方はよくわかると思いますが、

色々が結構独特なんですよね。

うまく説明できないですが。

なので、正直誰でも本が出せて、

コミックエッセイがあふれる現在の世でも

生き残っていかれる、とこれまた勝手に確信しています。


それにしても医者って、やっぱりとんでもない生き物。

もう、人間としての“格”が違う、とさえ思えます。

特に外科の先生は。

この本を読み、一言で外科医と言っても、

科によって特徴が全く違うということがわかりました。

急変が多く緊急呼び出しも多い科では

プライベートの時間をとることは難しい。

逆にきっちり時間通りに終わる手術が多い科などは

女性医師が子育てしながら働くことも可能、などなど。。

あとは、外科医の研修医は、とにかく1つでも

多く手術を経験することが一人前への近道。

手術医を決める先生へ猛烈アピールするまどか先生が

面白かったです。

廊下ですれ違って

「おやようございまーす手術したいでーす」

飲み会の席で

「カンパーイ手術したいでーす」

何じゃそりゃ!笑


25・6歳で研修医になり、

そこから30歳ぐらいまでに今度は

“専門医”になれるよう頑張るのが

普通のお医者さんの歩みだそうです。

そしてさらに一人前とみなされるのにそこから10年後。

・・40歳・・?!

とにかく経験がものを言う職業ですもんね。

なので特に女子からしたら、

婚期を逃すしかないというような環境。


しかも、男の医者はモテるけど、

意外と女医は持てないという現実。

(普通の男よりも高収入、何か怖そう、etc,,)

落ち込むまどか先生に、

先輩女医さんが言った言葉が印象に残りました。

「結婚したいとか婚活とか考えないで

粛々と仕事をしなさい。そうしたら、

いつの間にか結婚できるものよ」

本当ですか?!そういうものですか?!

本当にそうなのだとしたら、

別に私は女医じゃないですが

この考えにしがみつこうと思います。笑

確かに女医さんは

普通のサラリーマンさん達とは比べものにならないほど

仕事を楽しんでいる。(多分。)

そうやって生き生きと仕事に励むうちに、

いつの間にか男性の方から

寄って来てくれるんですかね~。。?


今回も大満足の1冊でした。

早く次の本を出してほしい!

また、現在もネットでマンガ・じたばたナース

連載されています。こちらもおすすめです!




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