5月5日 交響楽団はやぶさ&金子三勇士 プレミアムコンサート 14:00 東京オペラシティコンサートホール

 

 

【プログラム】

R.ワーグナー : 「ニーベルングの指輪」より『ワルキューレの騎行』

マーラー : 交響曲第1番 ニ長調「巨人」

       Ⅰ.Langsam,Schleppend.Wie ein Naturlaut

       Ⅱ.Kräftig bewegt,doch nicht zu schnell

       Ⅲ.Feierlich und gemessen,ohne zu schleppen

       Ⅳ.Stürmisch bewegt

 

(休憩)

 

チャイコフスキー : ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 作品23 *

            Ⅰ.Allegro non troppo e molto maestoso

            Ⅱ.Andantino semplice

                   Ⅲ.Allegro con fuoco

 

●ソリスト&オケアンコール

 リスト : ピアノ協奏曲第1番より抜粋

 

*ピアノ:金子三勇士

 

指揮:石川征太郞

交響楽団はやぶさ

 

 

 

2014年、全国の医療系大学の学生さんたちを中心として誕生したオーケストラ@交響楽団はやぶさ。

2年前にも金子三勇士くんと共演()し、その時はじめて聞いてとても良かったので、今年も足を運びました。

 

交響楽団はやぶさ

 

 

そして、今年もソリストには大好きな金子三勇士くん。

指揮者の石川征太郞さんは私はお初でしたが、2016年第1回フェリックス・メンデルスゾーン国際指揮者コンクール第2位受賞し、現在国内外で幅広くご活躍されています。

若いお二人とオケとのフレッシュで熱さ溢れるコンサートとなりました。

 

普段、メインプログラムであろうマーラーの第1番が前プロ2曲目で、三勇士くんのチャイコン第1番が後半のメインプロ。

 

オープニングのワーグナーは、14型。

金管も華々しく勇ましくなっていましたが、ちと不安な箇所も。

 

マラ1になって16型となり、第1楽章のバンダのトランペットはいい感じでしたが、やはりそれ以降、金管がちと不安な箇所も。

それでも、いちばんアドレナリンが出る第4楽章ではホルン隊立奏で立派に吹ききり、久し振りのマラ1、楽しかったです。

プロオケと同じという訳にはいきませんが、要所要所、オケのみなさんも頑張ってました。

クラリネットとフルートの首席の方が、特に上手かったな~

 

 

そしてそしてやっぱり圧巻だったのは、三勇士くんとのチャイコン第1番。

オケはふたたび14型。

力強い打鍵、第2楽章のロマンティックなメロディー、そしてグイグイとオケを引っ張るエネルギッシュな終楽章。

オケのみなさんも、三勇士くんにつられる感じでとても良かったと思いました。

やっぱサスガです。

 

三勇士くんのピアノはほんと大胆で華やかで、繊細で、個人的にマラ1でちょっぴり消化不良だったので、最後すっきりと感動で終われました。

 

ブラボーが沢山飛び交っていて、そして降り番だったメンバー全員がステージに登場し、「あ、アンコールかな。」と思ったら、三勇士くんも登場して、ソリスト、オケと共にコンツェルトのアンコールでした。

 

何度ものカーテンコールで、ステージに呼び戻されてた三勇士くんでしたが、最後はピアノの蓋をパタンと閉じて終演。

 

オケのみなさんも、まだまだプロのレベルとは言えないけれど、お仕事の合間を縫っての練習の成果は発揮できたのではないでしょうか。

来年もまた機会があったら聞きに行こうと思います。

 

 

終演後の写真撮影OKした。(なんならSNS拡散希望w)