少し前の事です。

 

 

昼間、在宅してたらピンポンとなったのでモニターを見たら、マンション入り口のオートロックモニター前に若いおまわりさん👮が立ってるのが見えました。

 

 

え?なになに?

私、おまわりさんに用事はないよ??

まさかのニセモノ??ニセ警官?びっくり

 

 

と思った私。

 

その少し前に全国で強盗事件が多発のニュースをよく見ていたので、日中の1人在宅を狙っての事かしら?

そもそも、わが家にはそんな大金ないし。

ここは応答すべき?それともスルーすべき?

 

と、頭グルグル想像が湧いてきたんですけど、

でも何となく出た方がいいだろなと思い、モニターに出ました。

 

 

以下、その時のざっくりとした会話です。

 

注意最初に書いておきますが、この人は間違いなく本物の警察官でした。

結果的には巡回連絡カードの記入のお願いだったのでした。

それを踏まえて、お読みください。

ちなみに、名前や部屋番号は全てフェイクです。

 

 

 

:「はい」

 

:「こんにちわ。私、○○警察署○○交番の鈴木(仮名)と申します。」

 

:「あ、はい…なんでしょう?」

 

左矢印この時、この鈴木(仮名)と言う名前に少し記憶がありました。

なぜなら、新居に引っ越ししてきた直後、この時と同じように警察官が訪ねてきて、その時はだんなが対応したんですけど、その時に名乗っていた名前も鈴木(仮名)でした。実際の名字はちょっと珍しい名字だったので何となく覚えていました。でも、この時点ではまだ確信はありませんでした。

 

 

(←“警”改め)「この近辺をまわっているのですが、何か最近、変わった事はありませんか?」

 

:「いえ、特にはないです。」

 

:「そうですか。実は巡回連絡カードと言うのを記入していただきたく、お伺いしています。大規模災害などの時の確認のためです。失礼ですが、お名前をお聞きしてよろしいでしょうか。」(←わが家、表札も出してないし、このカードも未記入でした)

 

:「田中(仮名)です。」

 

:「カードをお渡ししたいので、ドア(マンション入り口のオートロックドアの事ね)を開けていただけないでしょうか。」

 

:「え?今ですか?家まで上がって来ると言う事ですか?」

 

:「はい、できれば。開けて頂きたいんですが…」

 

 

なかなか丁寧な言い方ですけど、ここで拒否したらぜったい不味いだろうなと言う雰囲気もある驚き

 

 

:「…分りました。」

 

 

…とロック解除ボタンをしようと思ったら…

 

 

:「えっと…305号室ですよね?」

 

:「…びっくりマークびっくりマーク…え?違います。」(←ほんとに違ってたので)

 

 

本来ならここで私は正しいわが家の部屋番号を言い直せば良かったんでしょうけど、まだこの時点で相手が本物かどうかを100%確信してなかったので、わざわざ部屋番号特定されるなんて危ないと思い、言いませんでした。(とは言え、ロック解除しようとしてたのは間違いないんですけど)

 

 

:「あ…いえ…あの…405号室ですか?」

 

:「…いえ、違いますえー

 

(ちょっと焦ったようなしどろもどろな感じで)

  「…すみません…どちらのお部屋だったでしょうか…ショボーン

 

 

おいおい、そりゃちょっと怪しすぎる質問じゃないのはてなマークはてなマーク

 

訪問先の部屋番号も分らないのに名前聞いてきたり、マヂでニセ警官だったらヤバイ案件じゃないのよ~~ガーン

 

 

で、私、言いましたよ。

 

:「あの、すみませんけど、最初、どちらの部屋番号を押されたんですか?」

 

 

警察官に逆尋問よwww

 

 

:「えと…あの…ショボーンアセアセ

 

:「お部屋番号を押して、わが家にいらっしゃろうとしたんですよね?

でしたら押したお部屋番号とか分りませんか?分らないのにわが家に来ようとしたんですか?」

 

 

うっひゃ~~ちょっと偉そうじゃん、私www

 

 

鈴木さん、手元の資料みたいなのを見ながら、ちょっとアタフタアセアセ

 

そして、

 

:「…あ、415号室(仮)ですか。」

 

 

ええ、合ってます。

合ってるんですけど、数打ちゃ当るでたまたま合ってるだけかもしれないので、

疑り深い私は更に…

 

:「そうですね。でもさっきは違うお部屋番号言いましたよね?凝視

 

:「えと…あのすみません…アセアセ

 

 

とこんなやり取りをしてたら、モニターがタイムアップで画面が消えました。

 

あくまでも私が故意に切った訳ではないですが、もしかしたら鈴木さんは私がぶち切れて切ったと思ったかもしれません。

 

 

で、すぐにまたチャイムが鳴ったので出たら

 

:「すみません、415号室(仮)でしたね。お伺いしたいので、できればドアを開けていただきたいのですが…。」

 

 

これ以上、意地悪抵抗してもしかたないので(名前にも聞き覚えがあったし)

 

:「はい、では、分りました。そうですね。では開けます。」

 

とオートロックを解除しました。

 

 

そしてしばらくして家の玄関のチャイムがなったのでドアを開けたら、

警察手帳を手にした鈴木さん(仮名)が立ってました笑

開口一番、「○○警察署の鈴木(仮名)と申します。」と疑り深い私にまずは警察手帳を提示してきた。(本来、当たり前の事でしょうけど)

 

でもそれが本物の警察手帳かどうかなんて、テレビでしか警察手帳を見たことなく、何ら警察にご縁のないぱんぴーの私には分るはずなく、でもまぁ、信用するしかない訳で。

 

 

その後、巡回連絡カードの記入をお願いしたい旨、最近自転車盗難が多いので気を付けてください(うちは自転車ないですけど)と話されて帰って行きました。

 

 

 

鈴木さんが帰ってから、引っ越し直後にだんなが対応したときにもらった書類(同じく巡回連絡カードでした。未だに記入&提出してませんでした😅)を見たら、同じ名前が書いてあった。

 

やっぱ本物の警察官だったですよゲラゲラ

 

 

あとで「疑り深くて失礼しましたキョロキョロアセアセ」と言えば良かったかな~と思ったけど、彼らもこう言う事はこのご時世、多々あると思われ、逆にこれぐらい疑り深いぐらいの方がいいよね、と。(警察官に限らず、アポなしの本当の営業の人とかも大変だと思う。)

 

 

最初にも書きましたけど、鈴木さん(仮名)は本物の警察官でしたが、事実、こうやって訪ねてきて、住人を信用させて犯罪を犯す輩も多いから、私の対応は間違ってなかったと思ってます。

ただ、鈴木さんには大変失礼だったかもだけど。

 

 

最近、近くの大きな交差点で交通整理に立ってたり、自転車で走って巡回してる警察官をよく見ます。

日々、街の治安を守ってくれてる警察官のみなさん(そして鈴木さん)に感謝感謝ですけど、もしお宅訪問するときには、訪問先のお部屋番号とか間違えないようにしてくださいね笑