9月29日 東京フィルハーモニー交響楽団9月定期演奏会 19:00 東京オペラシティ
【プログラム】
ドヴォルザーク : 序曲『謝肉祭』 Op.92(B.169)
ドヴォルザーク : 交響曲第8番 ト長調 Op.88(B.163)
Ⅰ.アレグロ・コン・プリオ
Ⅱ.アダージョ
Ⅲ.アレグレット・グラツィオーソ
Ⅳ.アレグロ・マ・ノン・トロッポ
指揮:渡邊一正
東京フィルハーモニー交響楽団
そもそも9月定期はバッティ指揮による『フランチェエスカ・ダ・リミニ』(演奏会方式)でした。
今年の2月にミョンフンさんの『カルメン』(★)を聞いて、ちょっぴりオペラの楽しさを知った私
(思えば、この公演がコロナ禍前の最後に聞いた“通常”公演だったなぁ……)
なので、この公演もとても楽しみにしてたんですけど・・・コロナでね・・・仕方ないですね。
でも、実施へ向けて日程調整との事なので、この先、いつか実現できる事を願ってます。
バッティの熱ーーーーい指揮も、なんだか懐かしい。。。
で、新たにコロナ仕様のプログラム。
休憩なしの約1時間の公演。
思い起こせば、上に書いた2月のミョンフンカルメンを最後に、その後、6月に再開された定期演奏会の時も、来日不可となったプレトニョフチャイコ3から変更されたプログラムで、渡邊さんが指揮をとり、演目がドヴォ新世界だったなぁ。
渡邊さんは、ドヴォルザークが得意なのかしら?(そんな理由じゃな~い・・・だったらごめんなさい(m_m))
当初の演目に比べるとちょっと物足りない感はあるけれど(元々は3時間にわたる公演予定だったからね)、
ドヴォ8番は、実な生で聞いた事がない私。
なので、これはこれで楽しみでした
約1時間という短い時間でしたけど、
東フィルのみなさんの熱い気持ちがギュッと詰まった演奏でした。
謝肉祭は、冒頭からタンバリンやトライアングル、シンバル、そして金管が大活躍で華やか
かと思うと、フルートやオーボエの穏やかな美しい時間。
最後は大熱狂のお祭り騒ぎ~
そして、ドヴォ8番の金管の上手さは気持ち良く、
第4楽章の冒頭ファンファーレは「ウヒョ~!」と思わず言いそうになるほど(笑)
フルートが全曲通して素晴しく、渡邊さんが謝肉祭でもドヴォ8番でも立たせてました。
どちらの曲も最後はお祭り騒ぎ的な熱狂となり、こちらも気分が高揚して、充実感もりもり
終演後は、オケから指揮者渡邊さんへのスタオベが2度もあり、
6割ぐらいの客入りでしたけど、会場からも熱い拍手
ここ最近、1席置きのSD仕様とか、休憩無しのギュッと詰まった1時間公演とかに慣れてくると、
けっこう居心地が良かったりしてます。
もちろん、大曲は休憩後にど~ん!と聞きたい感じもするけど、
今はそう言う曲はあまり演奏する機会がないのでね。
1時間だと本来はあっという間で物足りないこともあるかもだけど、
でもその反面、集中して聞けるところはいいかも。
ただし、休憩無しの80分ぐらいになると、ちょっとキツいけどね
東京オペラシティは家から近いと言う事もあって、昨日も家を出たのが18:30過ぎ(19:00開演)。
なので18:00からの巨人ー広島を少し見てから出掛け、
終演後に成城石井で買い物して帰ってきたら、まだ試合中(6回表)でした。
通常の2時間公演では有り得ないですね
菅野投手の開幕12連勝がかかった試合だったので、その瞬間を見れて、良かったです
来月(10月)の定期公演はミョンフンさんと服部百音ちゃん。
ミョンフンさんは7月に振る予定でしたけど、来日ならず。
10月からの渡航緩和によって、無事に来日できますように。。。