豊田市、みよし市にて
個人ピアノ、ソルフェージュ教室を
開講しております
『とよたピアノ教室』です♪
7月下旬に、YAMAHAのグランドピアノの選定へ生徒さん、お母様、調律師と共に伺いました。
YAMAHAと言えば静岡県掛川市
ここにピアノ工場があります。
来訪の記念にYAMAHAからお紅茶をいくつか頂き、それを今飲みながら記事にしています。
新品のピアノを購入する場合、店頭で決めてすぐに納入ではありません。
発注して納入まで半年ほどかかります。
そして購入の型番が決まったら、ピアノを選びに工場へ行くのが選定です。
同じ型番でも何十種類もの木材と金属で作られているピアノは、一台ごとに音色や響きが違います。もちろん調律師の技術によりある程度は同じですが、その微妙な音色の違いは好みで選びます。
選定の試弾は希望者のみ行い、本体の代金とは別途料金（数万円）がかかります。
選定を行わなければ、自動的に選ばれたピアノが納入されます。
試弾室に3台置かれたピアノから、よくよく耳と指先で吟味して選ばせて頂きました。
一生使う大切なピアノですから、往路の車中ではわたしは眠っていました。おしゃべりすると耳は疲れるので、酔い止め薬を飲みひたすら眠っていましたね。
復路では、お昼にいただいた海産物が美味しくてお腹いっぱいで、寝てしまいましたが。掛川、海産物美味しかったです。
結局往復と寝てるんですけどね
選定の後は、グランドピアノの工場見学をさせていただきました。
工場見学はわたし自身3度目なのですが、いつ寄せて頂いても面白いです
このような流れで選定は終了です。
試弾後また工場にて最後の調整をし、２週間後に納品されました。納品したら再度調律して家の環境に合ったピアノの状態にします。
少し話は違いますが、調律師さんの数は少ないとはいえ、色々な方がみえます。
自分の大切な楽器をお任せするには、まず信頼が大切です
ピアニストは調律にケチをつける、なんて気構えの方にお任せは出来ませんし、私たちピアニストは音色やピアノの状態に妥協はしません
演奏当日までに体や耳、もちろんテクニックに細心の注意を払い、精神削って生きているわけですから。
私が基本的に真面目、真剣なのはそのせいです
（昔はとても大雑把な性格でした）
ピアノを共有したい気持ちで開いた大切なお教室。
そこにあるピアノ。
それにそっと寄り添ってくださる調律師さん、
わたしもそのご縁を大切にしたいと思っております
