子ども用テキスト『ぴあのふぁん』キャンペーンは本日16日まで
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ぴあのふぁんは6巻までは片手ずつ弾く
脳の発達の順番通りに育てることを大切にしているから
脳は、脳幹→大脳辺縁系→大脳新皮質(とりわけ前頭前野)の順に発達する
ちなみに脳の発達というのは、脳細胞が神経をつなげる作業
どんどんとたくさんの細胞同士が繋がっていくと
いろんな回路ができていって
いろんな回路を使って思考し、身体を使うことができ、賢くなる
脳幹というのは、脊髄に繋がっていって、身体に指令を伝える中継地点でもあり
生きるための脳なので、自律神経も司っていると〜〜っても重要なところ
青のところが脳幹(ちっちゃいね)
↓
そして真ん中に挟まっているのが大脳辺縁系
これは感情の脳と言われるところ
そして、緑が大脳新皮質で、考える脳
脳を育てるっていうと、大脳新皮質を育てることを考えがちなんだけれど
大脳新皮質は、大人になってからでもずっと鍛えることができる
だけど・・・
脳幹は・・・
大脳辺縁系は・・・・
大人になってからでは、なかなかここにアプローチするのが難しい
だって、感じるより先に「考え」ちゃうから
考えてから、感じようとしても無理
だから、大脳新皮質よりも先に、大脳辺縁系を育てとかなきゃ
そして、絵を見ていただくとわかると思うんだけど
大脳辺縁系は、脳幹と大脳新皮質の間に挟まっている
つまり
中継地点
大脳辺縁系を通らないと、信号(指令)は身体に伝わらない
そしてそして
記憶する「海馬」も大脳辺縁系にある
大脳辺縁系、大事でしょ〜!
これは感情の座なので
音楽は辺縁系を育てるのに最高なのさっ
それも、「感じて」「楽しむ」
「創造力」も「想像力」も育てながら
今回は、ちょっとややこしい脳の説明入っちゃったけど・・・
「楽しむ」ことは「正しく弾く」より大切だと思う
右脳→左手(左半身)
左脳→右手(右半身)
を動かしているのね
両手で弾くということは、両脳を使うってこと
大脳でも右脳が先に発達して、左脳は後から発達する
左脳=分析したり、言語を操る
幼い子どもって言葉を話し始めても、長い文章とか説明とか話せないよね
つまり、左脳がそこまで発達していないってこと
(じゃあ発達させればいい!っていうのではなく、その時期に必要なことがあるのです!)
それを両脳使うことを、まだ片手ずつも上手く弾けないのにさせようとすると
難しい〜〜〜
左手嫌い〜〜〜〜
やりたくない〜〜〜〜
になっちゃうのは当然だよね
だからこそ
じっくりと
左脳→右手
の回路をつくり
右脳→左手
の回路をつくり
左右別々に無理なく楽しめたら
両手で弾く
と無理なくスムーズに進める
ぴあのふぁん4巻では、指くぐり
5巻では3拍子
6巻では重音を学び
7巻で両手へ
まずはフレーズごとに片手ずつ
(これだと、スラーを学ぶ前からフレーズ感が身に付くはず。。。。)
そして
ここでも、リズムは自分の好きなように
音も、ドでもミでもソでも重音でも和音でも
好きなのを弾く
ちなみにここのページの曲は「グリーグの朝」と「オッフェンバックの天国と地獄より」
天国と地獄は、音階が出てくる
(これを弾くのは3回目になる)
つまり、ハ長調の音階練習を3回はやるってことになっちゃう
こんな工夫もしながら
学んでもらえるテキストになってます
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みんなで音楽を楽しみながら
ピアノ上手くなろうね