先日コンサート聴きに行きました〜

 

素晴らしかったラブ

 

 

ネマニャ・ラドゥロヴィチ(ヴァイオリニスト)

 

ワイルドな見かけの方ですが、音楽はとても繊細で

 

アンコールの時、観客ほぼ全員くらい総立ち!

 

心がしびれました〜〜ラブラブ

(ちょっと涙出た)

 

 

それほど知名度が高くない方でも

素晴らしい演奏される方、多いのですよ!

それを見つけるの、結構得意ですウシシ

 

 

ユジャ・ワンを初めて聴いた時(まだそれほど知られていない当時)

ベルリン音大の先生に「この人すごい!」って紹介したら

「これくらい弾けるピアニストはゴマンといるから、私はすごいと思わないけど

佳美が言うなら、きっと凄いんやろね

佳美の耳は特別やから

って言われたことあります

 

ハイ

私、耳の良さには自信あります合格

 

 

 

人はそれぞれ見たいように見て、聴きたいように聴きます

 

それがその人の価値観に基づくものだったり

ストーリー(?)に共感するものだったり

○○コンクール優勝者だからとかだったり

いろいろ

 

それぞれのフィルターを通して体験します

 

私はそのフィルターを極力少なくする努力をしてきました

あ、今もやってます

 

フィルターが無い人はいないので

無くすというのは不可能かも知れません

 

けれど

 

少なくすることはできる

と思ってます

 

 

ちょっと専門的に説明すると

 

頭(大脳新皮質)の知識が先に働いて

それから感覚を働かせる

それがフィルターを通して感じるということ

 

そうではなくて

 

感じる・感覚を働かせるのが先

 

見かけとか、経歴とか、どんな苦労したとか

そういうのぜ〜〜〜んぶ置いといて

 

ただ

「見る」

「聴く」

「味わう」

 

で感じる

 

 

これが演奏を聴く時

自分が演奏する時

レッスンする時にとても大切なのです

 

 

本当に弾く人が瞬間ごとに、その音楽を創造しているか

 

その音に心がふるえているか

 

 

これが生きた音楽であり

これが人の心を動かす「感動」となるもの

 

 

 

 

本番でのメンタル(あがり)問題に置き換えれば

 

自分の演奏を心から楽しむこと

そのためには、自分の演奏にOKを出すためのテクニックは必要です

 

反対に言えば

自分の演奏にOK(満足)できるなら

それ以上のテクニックは必要ないということですね

 

 

自分の演奏が心から楽しめるものであり

その瞬間ごとに創造して心がときめき動く

 

それが観客に伝わって感動に変わります

 

 

ラドゥロヴィチさん

素晴らしい音楽でしたが

そのテクニックも超絶技巧だと思います

ヴァイオリンのテクニックは正直よく知らないけど

強弱の幅や音色など半端ない

その表現の多様さが心をしびれされるラブ

 

 

音楽は頭で聴くんじゃなくて感覚で聴く音譜

それが感動の秘訣だよラブラブ

 

 

 

 

 

あ、Youtubeに動画UPしました〜

テクニック解説だよ〜ん

見てね〜