音楽がつなぐ心：越谷・新越谷のピアノ教室

こんにちは！

ピアノおとぎ箱♪赤山町教室の高橋美佐です。

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連日のコンサートネタで申し訳ありません。

8月の最終土日は、地元越谷では阿波踊りで盛り上がっていますが、私にとっては、ここに住むずっと前から、「昌平音楽祭」です。

千代田区の昌平小学校を拠点に活動をしている様々なサークルの発表会及び懇親会です。都区内の小学校はどこもそうなのですが、小学校、幼稚園、公民館、プール、図書館といった施設が兼用されています。昼間は学校施設として、夜間や週末は区民たちの施設として、有効活用されているのです。

私が創立以来、伴奏を務めている「明声会」も昌平小学校で練習をするようになってどれくらいになるのでしょうか？この音楽祭にも毎年、欠かさず出演しています。

小学校内のホールを会場として使用するので、この音楽祭には、小学校の金管バンド、近隣の中学校の吹奏楽部も出演します。当然ながら、保護者の方たちも観客として多数訪れます。また、出演するサークルにも、小学校保護者や元保護者など、地域の方もたくさんおられます。そして、懇親会には、小学校の先生方も参加なさるのです。

本編の音楽祭での演奏の他に、懇親会での出し物？（演奏）もあります。特に、懇親会で他団の方々と交流できるのが、この音楽祭の大きな「売り」になっています。このような趣旨のイベントは、なかなか他では見かけないなと思います。

そして、懇親会の最後には、稲門グリーシニア会の方の先導により、出演者・関係者全員が大きな輪になり、肩を組みながら、「遥かな友に」を合唱するというのが恒例になっています。誰がどのパート、なんて決めることなく、各自が勝手にハモって、もちろん楽譜などなく暗譜で、皆が笑顔で大きな声で歌うのです。

その光景は、本当に素晴らしく、感動を覚えます。「遥かな友に」は若い方々はあまりご存知ないのかもしれませんが、ココに集ってくる方々は、皆、通ってきた道。学生時代を思い出すのかもしれません。

本編の音楽祭では、最後に「ふるさと」をお客様も含めて、皆さんで合唱します。「ふるさと」はいつでも３番まで歌える曲の一つです。日本中、どこへ行っても、イベントの最後は大抵「ふるさと」です。最近は、これも歌えない人も増えてきているようには思いますが、絶対に歌い継いでいきたい歌です。

しかし、愛好者ばかりが集まっているのなら、やはりもう一歩踏み込んで、「遥かな友に」あたりを歌うのは、しかもハモって歌うのは良いことですね。

音楽は、年代や職業や様々な垣根を超えて、皆さんが一つになれる格好の素材です。音楽をしている皆さんの顔は、生き生きとして幸せそうです。幸せの輪が、どんどん大きく広がっていくことを願っています。今日は、私は、合唱団ピアニストという立場でしたが、日頃のピアノ教室でも、子どもたちやピアノを習っている人たちへと、その輪を広げています。

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