こんにちは!
ピアノおとぎ箱♪赤山町教室の高橋美佐です。
グループレッスンのデメリットとして、よく挙げられる「読譜力がつかない」問題について、我が家を例にして考えてみます。
グループレッスンと言っても、大手音楽教室の他に、個人のお教室で時々行うグループレッスン、音大付属の音楽教室、リトミック的なお教室、など様々あります。それぞれ、カリキュラムや特徴も違いますから、色々と比較・検討なさってくださいね。
その中で、私の「ヤマハ音楽教室」での経験について書いていきます。これが全てではない、ということはも言うまでもありません。
私自身は、今でいう年少さんの時から、3年間幼児科に、1年間ジュニア科に通いました。幼児科が3年と設定されているところに歴史を感じます、笑。私が通っている間に、幼児科は2年になったので、最後の1年はジュニア科の1年目の内容である、との説明を受け、残りの1年で、ジュニア科修了と認められました。
年少さんの時から幼児科ということは、1年前倒しです。今はそういう例外は出来ません。それらも含め、幼児科のカリキュラムが今とはだいぶ違ったのかもしれませんが、読譜や楽典の指導もたくさんありましたし、手の形も指導されました。なので、個人レッスンに移った後に、音符が読めずに困ったという経験はありません。
いつの頃からか、ヤマハは「耳を育てる」ということに主眼を置くようになったようですね。
ただ、カリキュラム云々の問題ではなく、(これを言っては元も子もないですが、)家でしっかり練習をしたから、というのが本当のところだと思います。
大人になって押し入れを整理していた時に、当時の連絡帳が出てきましたが、そこには、毎週10項目くらいの宿題が出ていました。「〇〇の曲を3回歌う、〇〇を5回弾く、〇〇の曲の左手の和音を考える、〇〇の続きを作曲する・・」などなど。それらを、ビッチリこなしていました。幼稚園から帰ってきて、母と一緒に座って、音符を書いたりしていた記憶が鮮明にあります。
個人レッスンに行き始めたのは、小学校1年の時です。グループに在籍しながら、その先生のご自宅に通い始めました。バイエル下巻の途中からスタートし、毎週3〜4曲の宿題が出ました。音読みの間違いを指摘される、というようなことはほとんどなく、レッスンの注意は、スラーとか強弱とか、指が転ぶ、とかそういう内容でした。
もっともこの時の先生は、途中で結婚・退職・引越されて、個人レッスンは数ヶ月で終了、ヤマハの担当も別の先生に代わりました。継続的に個人レッスンを始めたのは、ジュニア科を修了した後で、その先生に音大受験まで見ていただきました。
その先生の元では、譜読みには苦労はしなかったものの、指の形や脱力のことは、あり得ないくらい細かく注意をされました。グループだったから身に付いていなかった、という訳ではなく、ものすごく本格的に指導された、という感じです。
子どもながらに、初見でも歌ったり弾いたりできるし、伴奏づけも出来るし、音感もリズム感もあるし、色々出来るのは、ヤマハのおかげと思っていました、笑。
続いて、我が家の娘の話に移ります。
娘は、年少さんで、ヤマハのおんがくなかよしコース、年中・年長で、幼児科に通わせました。
その前に1歳前からリトミック教室にも行っていましたが、今思えば、内容はリトミックではなく、音楽遊びor幼児サークルのような感じでした。
音楽に合わせて行進するとか(もちろん、最初はまだ歩けませんから、私が抱っこして歩きました。)手遊びのようなこと、まる、さんかく、しかく〜と歌いながら形を指さすとか、そんなことを、3年間やりました。
何を習ったというような明確な成果は何もありませんでしたが、先生が前に立って何か歌ったり踊ったりしているのを、真剣に見ながら、真似らしきことをしているのは、何よりの学びだったのではないかと思います。
続いて、ヤマハ「おんがくなかよしコース」では、音符の指導はありません。年少さんですと、個人レッスンでしたら、少しずつ読譜を教える時期ですね。が、「自分の子どもに教えるとうまくいかない」というピアノの先生あるあるを、よーく見聞きしていた私は、家では一切、教えませんでした。なので、娘は、目玉のマークのような音符もどきを画用紙に書いては、作曲をしたつもりで、好きなようにピアノを叩いて遊んでいました。
(娘が最初に書いた楽譜?これを見ながら作曲家気分)
幼児科になって、しばらく経ったある日のレッスンで、先生が「これはド〜、これはレ〜」みたいなことを言ったら、その瞬間に全てが繋がったようです。ですから、ト音記号もヘ音記号も全く苦労なく、一瞬で読めるようになりました。
本当に一瞬の出来事で、そばで見ている私の方がビックリしたくらいです。音符カードのようなものは一切使う必要がありませんでした。
それからは、「ママ〜楽譜を貸して〜」と言っては、初歩の楽譜を次々と弾き始め、パパに教えてあげるレッスンごっこをして遊んでいました。
これは、うちの娘が特別な才能があったから出来たことなんでしょうか?もちろん、私の遺伝子を受け継いているので、多少は音楽が得意というのはあるでしょうし、環境は整っていると思います。
が、それよりも、リトミック教室に通い始めた日から、丸4年以上の歳月、何を教えるでもなく、遊んでいるだけのようなレッスンの中で、しっかりと準備が整った、ということなのではないかと思うのです。
つまり、読譜をする前段階として、ドレミの音列の理解や、音感・リズム感・ビート感などがしっかり育っていたこと、加えて手指も比較的自由に動いたため、苦労することなく、弾くことが出来たのだと思います。準備が整わないうちに、読譜を教えようとすると、難しさが先に立ってしまって、嫌になるのかなと思います。
結論・・
グループレッスンでも読譜力は身につきます。
でも、条件があります。
・レッスンに興味を持って参加すること
・出された宿題は、しっかりこなしていくこと
・読譜、読譜と焦らず、そこにつながる基礎を身につけること
これは、グループレッスンに限ったことではありませんね。個人レッスンでも同じことです。
保護者の方は、お月謝を払っている以上、成果を求めるのは当たり前の気持ちではありますが、本当の成果というのは、目の前に見えていることだけではないことも、お忘れなく。
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