本を通じて戦争を知る | あんなこと、こんなこと。

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息子は凸凹ピアノ男子&NO塾(市販教材のみ)の公立中/学校のこと、ピアノのこと、読書のこと

今だからこそ、読まなくちゃいけない

 

そんな気がして、借りてきました

それぞれ、戦争について書かれている本です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『その時ぼくはパールハーバーにいた』

 

 

 

 

真珠湾奇襲のときにハワイで暮らしていた日系ハワイ人少年と家族の物語です

 

読むの嫌がるかなと思っていたけれど、「お母さん、この本読んだ?早く読んでよ!!」と息子

感想を聞いても「悲しかった、辛かった、酷かった」ぐらいしか言ってくれないけれど汗

彼の心に、なにか刻まれたことは確かかなって思います

 

 

印象に残った文章を、一部ご紹介しますね

 

「人類の歴史に見るすべての戦争のおおもとの原因は-力だ。力は、麻薬みたいなものなのだ。いくら力があってもまだ足りないと思っている人がいる。そういう人は、きみたちの力も、わたしの力も、だれの力でもほしがって、全部自分のものにしたがる」(p.300)

「やることを、自分で、自由に、選ぶこと。(中略)自分自身でえらぶこと…それがどんなに価値のあることか、きみたちは考えたことがあるだろうか?この世界には、そういう自由を持っていない人々がいるということを、考えたことがあるだろうか?そういう人々は、自分たちのことを気にもかけない人たちに命令されたことを、しなければならないんだ」(p.302)

 

 

 

多くの子どもが犠牲になっていると聞きます

一児の母親として、とても心が痛みます

 

できることは少ないけれど

平和をつなげていくために、何ができるか

 

他人事、ではなくて

そこから何を感じ、何を考え

後世に何を伝えていけるのか

 

息子と少しずつ、話していけたらなと思います

 

 

 

 

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