皆さま こんにちは
ピアノを弾く人に
割と多いのですが、
手の汗が多くてお困りのかたは
いらっしゃいませんか?
私は
手の汗が非常に多くて、
10代から20代前半の頃は
ノートに字を書いていると
汗で紙がヨレヨレに···。
そうなると、紙に文字が
書けなくなってしまうことも
しばしば
ピアノを弾く時は
ガーゼのハンカチが必需品
楽譜は、ページをめくる際に
いつも触れる右下辺りが
波打ってくる
今日お話しするのは、
手の汗によって起こってしまった
失敗談です!
大学受験の時でした。
ベートーヴェンのソナタを
レッスン室くらいの狭い部屋で
弾くことになったのですが、
ピアノの鍵盤は
手の汗を全く吸ってくれない
ツルツルした材質
寒い時期でしたので、
出番前の待機場所にあったストーブで
しっかり手を温めていました
(自宅での練習前はいつも温めていたので···)
そして
本番···。
温めた甲斐あって
指の動きは普段通りで
問題なかったにもかかわらず、
ツルっとした鍵盤のため
汗で指が滑ってしまい、
上手く弾けなかったのです
始めのゆったりしたところは
まだ良かったものの、
その後は
どうしようもなかった···
自宅のピアノの鍵盤は
滑りにくい材質のため、
滑ることを想定した練習が
できていませんでした。
貸しスタジオで
あえて弾きにくい楽器を選んで
練習するなど、
当時はそんな考えも思いつかず···
この経験があってからは
出番前に、
・手を温め過ぎない
・羽織もので体温調節する
・ハンカチを使う(汗を拭き取る)
頻度やタイミングを調整する
↑これ大事
(拭く行為によって発汗を誘発することもあるので)
他にもいろいろ···
対策するようにしました
成功するには
失敗はつきものですね
身をもって学びました
幸運なことに、
受験で弾いたもう一方の会場では
標準的な材質の鍵盤でしたので、
滑ってしまうようなことはなく
無事に弾けました
手の汗が多いと
その後冷えやすいこともあって、
コンディションを整えるのが
結構難しい
「手の汗の量と温度で
上手く弾けるかどうかが決まる」
と言っても過言ではないのです
汗の量は
年齢と共に落ち着き、
普通のハンカチで間に合うように
なりました
手の汗による
演奏の対策・対処法は
これまでの経験から
レッスンで色々と
アドバイスできると思います。
もしお困りのかたが
いらっしゃいましたら
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