第18回ショパン国際ピアノコンクールもファイナルに入り12 人のファイナリストのうち8人の演奏が終わりました。
コンクールを聴く場合誰もがどのピアニストが上位に行くか等、審査員気分で聴く面がありますよね。
今回初めてライブで2日目までの8人全員を聴きました。
3次までそれ程人数を聴いている訳ではないのでファイナルのコンチェルトで初めて聴く人も半分いるのですが、
完全個人的採点で入賞は半分の6人と思われるので現在の上位4人を勝手にUPしたいと思います(笑)
予選との合計点で結果が出るとすれば全く無意味かも知れませんね
1位から順番に
マルティン·ガルシア·ガルシアさん
反田恭平さん
JJ ジュン·リ·ブイさん
ハオ·ラオさん
です。
多分JJさんで異論を唱える人が相当多いかと思いますが上位2名はどちらが上かはともかく確実かなと信じています。
この2人には参りました(笑)
感動と感心が完全同居しているのはこの2人だけだと私は思っています。
JJさんは1次予選を部分的に聴いてとんでもない逸材だと思っていたのですが、
心を動かされる音と表現を持っていてオケの音もよく聴いていると思われますが
ミスやはしょりもあったりで聴衆の反応はイマイチ。
でも私はその表現に感動したので高評価に位置付けました。
ハオラオさんも音が強く固い時があるとは言えとてもバランスのいい演奏かと思いました。
ガルシアガルシアさんはファイナルで初めて演奏を聴いたのですがもうびっくりです。
色んな多彩な要素を凄くナチュラルに取り入れながら終始安定していて色んな意味で凄く感動しました。
反田さんも1次予選では?と思う部分もあったのですがどのフレーズも感動的な表現、彼の時だけオーケストラがバランスの取り方を変えてるよね?と思ったので、
緻密にお互いが要望等を出し合いながら創っていったのだろうと思われるオーケストラとの一体感が群を抜いていたと思います。
時に左手で強調される音がスコアを熟知しているからこそのアイデアと思われましたが3楽章では頻発しすぎでは?と感じてしまう面も私にはあったため、よりナチュラルなガルシアガルシアさんを僅差で1位と判断しました。
もちろん全員スーパースターで超ハイレベルなので価値観で全く違う採点になると思いますが、だからこそ15人以上もの世界トップの審査員が必要なんだと思います。
残り4人もできればライブで、特に前回ブログアップ後に聴いた小林愛実さんが素晴らしくてひっくり返った(笑)ので楽しみにしています✊