第5回 フォルテピアノアカデミーSACLA


今年も行って来ました♪




念願のプレイエルに触れる事も叶いました。


昨年は楽器の扱いも全く分からないまま、まともに弾くこともできずに終わった体験会。

なんと今回は小倉先生や川口先生のアドバイス付き体験コーナーが設けられていて、本当にわずかな時間でしたが、ありがたい体験でした。


ショパンのプレリュードを来月弾く予定なのでどうしても弾いてみたかったのですが、プレイエルは打鍵のコントロールが本当に難しかったです。


プレイエルも一台一台特徴が違うので、例えこの楽器は弾けても他のプレイエルが弾けるとは限らず、川口さんは演奏する楽器の特徴を様々なモノの感触に置き換えて適応させて行くそうです。

このプレイエルはタコの🐙頭ようなむにゅっとしたものを掴む感じ笑


そしてプレイエルの響きの良さを生かすにはどんなタッチが良いかという視点を持つこと、身体的なテクニカルを気にするより、聴こえてくる音から指を作ることが大切だと仰っていた事が印象的でした。


最終日の体験会は、エラールでリストのコンソレーション第3番を弾きました。

ペダルを踏んでいなくても残響が豊かで、演奏のヒントになりました。



このアカデミーに参加する目的は、古楽器から聴こえてくる音楽、響きから当時の音楽感、作曲家のこだわりを学びモダンピアノにその考え方を生かしたいからですが、今回もたくさんの学びがありました。


古典派、ロマン派の音楽における楽譜の見方

ペダリング、アーティキュレーション、テンポルバートの考え方など


さらにその時代・作曲家に踏み込んだ表現に繋がるお話し満載でした!



昨年よりも、先生方が話される内容がより深く理解出来るようになったように感じますし、「そういう事か!」と繋がる事も増えたように思います。


弾いてみたい曲がまた増えました!


毎年教室の発表会と開催時期が重なるのですが、来年度の開催も予定が重ならない事を祈りつつ…楽しみにしています♪