1年生のFちゃん
発表会の曲を仕上げていく時に、テクニックの本で身体の使い方を習いました。
大きな音や小さな音を弾き分ける時
スタッカートに表情をつける時
スラーの弾き方やフレーズの閉じ方
どこを使う?
何を使う?
そんな声掛けをしていたら…
ある日のレッスンで
「ここの弾き方は〜」と自分からテクニックの本を開きました。
自分で勉強していて、この部分どうすれば良いのかな?と悩む時、テクニックの本を開いてどこのページを見て何を使えば良いかを考える。
そんな勉強への姿勢が育っている事に、Fちゃんの成長を感じました。
これこそテクニックの教本の本来の使い方なんですよね。
丸になったらお終いじゃなくて、
いつでも取り出せるあなたのピアノの引き出しにしまっておいてね、と伝えています。
ピアノでも、学校の勉強でも習った事をちゃんと普段の練習(生活や勉強)に結びつけて活かす力こそ、生きる力に繋がりますね!