先日、伴奏をさせて頂いているコーラスの練習に振付の先生が指導にいらしていたのですが、先生が仰る事が、音楽にも通じる事であり、芸術というか、表現するということはそういう事だと納得しました。
振りの一つ一つに、明確なイメージがあり
動作には意味がある
振付をした時の気持ちや思いを先生が話してくれましたが、音楽も同じだなぁと改めて感じました。
作曲家の思いをきちんと把握する努力
なぜこの音なのか
どんな音なのか
一音一音に意味があり、明確なイメージを持つこと。
ダンスの振り、一つ一つの意味を考えることなく、イメージも持たず踊る事は、ただ踊らされているのであって、観ている側には何も伝わらない。
気持ちがあって、初めて体の動きに命が吹き込まれる。
イメージも持たずに、意味も見出せずに、ただ楽譜をなぞるだけでは、ただ先生に弾かされているだけ、ただの音になってしまう。
音楽の自然な流れは生まれないのだろう。
子どもたちが作品に命を吹き込めるように、もっと問いかけたいと思いました。同時に私自身ももっと楽譜と向き合い、意志のある演奏を心がけたいと思います。