私の教室ではレッスンの始めにほぼ、リズム練習をしています。お手玉もその一環で導入期から取り入れています。準備運動にもなりますし、子どもたちからも自然と笑みがこぼれます。

音符の名前や数え方(唱え方)をお話しして、手や色んな打楽器でもたたきますが、ピアノで弾く事が子どもたちにとっても1番楽しいようです。リズムを弾くだけでもピアノを弾いている気分になれるのでしょう。そうなると一本ずつ色んな指で叩いたり、自由にリズムに合わせて指を動かしたり…リズムの時間は楽譜を目で追いながらピアノを弾く事の第1歩にもなります。

大手の音楽教室育ちの私はタン タタ ターアンでずっとやって来ていましたが、バスティン研究会さん やリトミック研究センターで紹介されている唱え方の方が子どもたちにとって覚えやすく、リズムのイメージが付きやすいように思います。

色んな拍子の曲に合わせ手を叩いたり、ステップしたりしていると拍子があることの心地良さが分かるようになってきます。


導入期のリズムアンサンブルやカノンなどの体験は言葉のまとまり、フレーズのまとまりを感じて表現するのにとても良い活動です。
こういった活動は個人レッスンでは物足りなく思う事もあり、グループレッスンを活用して補っていきたい項目でもあります。

拍子感のある演奏は、音楽が立体的で心地よいものになります。拍子に関してはとても奥が深く、、私もまだまだ勉強が足りないところでもあります。全身の感覚をフルにしないと表現に繋がらない。。いつか拍子については深く掘り下げてまとめたいと思っています。