感覚といえば視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚の五感が思い浮かぶと思いますが、この他に重力を含めた加速度を感じ、身体の傾きや動きを感じる前庭覚、筋肉や関節の状態を感じる固有受容覚といわれる感覚があります。

光や音など日々の生活の中から得られる様々な情報を刺激として脳は受け取り、これら7つの感覚を通して私たちは周囲を把握して行動しています。
それぞれの感覚がきちんと脳で整理され、統合されることで私たちは物事を頭で考えて判断し、適切な行動をすることができます。

しかしこの感覚には個人差がありますよねひらめき電球
生まれ持ったその人の気質や育った環境によって過敏になってしまったり、あるいは鈍感になってしまったりということもあるかもしれません。

どれがよくて悪いということではなく、1人1人の感覚の違いは誰にでもあって、その違いを理解し合うことが大切だと思います。

とはいえ、感覚の違いから発達に影響が出て生活の中に苦手意識や、生き辛さを感じてしまったりすると自信をなくしてさらに発達の妨げになりかねませんえっ


感覚統合の発達には中枢から末端へという法則があります。人が発達していくのには順序があり、3からいきなり10にはならないのです。
一つ一つに成長するために必要な要素があって、準備ができたら次に進む。

そしてそれは人の発達に限らず、全てのものに通じますよね!そう考えると非常に興味深いですお願い

1歳という発達のめまぐるしい時期からこどもたちと関わっていくので、1人1人の特性を見極めながら、発達段階に合ったアプローチをしていけるように、保育士としての目線と、音楽教育に携わる人間として感覚統合を音楽と融合させながらレッスンに取り入れて行きたいというのが、私の一番の思いです。
リトミックだけではなく、ピアノだけでもなく、総合的な音楽教育として!!

ピアノガーデン音楽教室は生きる力を育てる音楽教室です音譜音譜



参考文献
乳幼児期の感覚統合遊び   クリエイツかもがわ

オススメの本
保育者が知っておきたい発達が気になる子の感覚統合 Gakken

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