感情を込める | 京田辺市松井山手のピアノ、ソルフェージュ教室 「ピアノ教室momo」のレッスン室だより♪

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ピアノ教室momoでのレッスンでの出来事や、看板犬?柴犬モモとの事柄を綴ります。

京田辺市の ピアノ教室momo よしだ けえこですニコニコ

やってみたいな!の思いをたいせつにします。

秋も深まってきました🍁
芸術の秋です。ピアノを始めてみませんか?


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合唱コンクールの伴奏も、いよいよ高校生のMちゃんの本番を残すだけとなりました。

課題曲は「ずいずいずっころばし」のアカペラ。
自由曲は「麦の唄」の四部合唱。

麦の唄は審査時間に合わせてカットするという苦労から始まり、今はメリハリやヤマ場を作る苦労をしているようです。

学校の音楽の先生からは「感情をこめて」という指摘があったそうです。

そこでMちゃん。

「感情をこめて歌うのとそうじゃないのと違うんですか?」

「感情を込めるってどうすればいいんですか?」


Mちゃんはヤマハの教室の生徒さん。中学受験を機にしばらく休止し、昨年秋くらいに私とご縁がありレッスン再開となりました。

休止するまでは、ハノン、ツェルニー、ソナチネと、熱心に練習もしてきたようでした。

正直なところショックな質問でした。

でも「案外みんなわかっていないのかもしれないな」と気づきました。

レッスンでは
「どんな感じだと思う?」
「例えばこんな感じはどうかなぁ」
「ほら、こんな感じじゃない?」


など、投げかけているつもり。

◯ よく歌って演奏する

これは説明しやすいですし実行するのもわかりやすいです。

◯ 感情を込めて演奏する
感情を込めながら冷静に演奏する。

とても難しいです。

でも、歌詞のある歌ならば歌詞から受ける感情があるはずです。

経験の無い事でも想像して成り切って演じる俳優のように演奏するのです。

想像力 は大切です。

本を読んだり、絵を観たり、色々な景色を見たり、想像力を育てる事は楽器演奏には大切な事です。

そして、想像力は人が生きる上でもとても大切な事だと思います。

切ない恋心、どうする事も出来ない運命に苦しむ気持ち、乗り越え戦うエネルギー、受け入れる勇気、あきらめの気持ち、ワクワクした気持ち、愛に溢れた穏やかな気持ち、情熱的な感情、温かな包み込む気持ち、無償の愛のような気持ち、エネルギーに満ちた気持ち、大切な人を亡くした絶望感、悲しみ、訳もわからず涙が出るような不安定な気持ち。

雄大な山々の風景。長閑な田園風景。深い森の中。鳥の声や風の音。春の穏やか日。お花が咲き乱れる風景。真夏の空。冷たい冬。猛吹雪の夜。家の中の暖炉の風景。春夏秋冬それぞれの朝、昼、夕、夜。都会の街などなど。時代もありますよね。挙げたらキリがありません。

作曲家の作った曲を通して色んな感情や場面や景色を想像して擬似体験し、その感情を持って演奏する。

なんて楽しいことでしょう(*^^*)

高校生Mちゃんみんなに伝え、頑張ってみるそうです(^^)

「結果を期待しておいてください!」とメールが来ました。

頑張れ!


最後までお読みくださり有難うございました(^^)

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