今年に入って、1回めは赤スグリだけ、2回目は赤スグリ+サワーチェリー+赤カシスの実でローテ・グリュッツェを作りました。

ローテ・グリュッツェ(Rote Gruetze)は北ドイツでとてもポピュラーな、ベリー類で作るデザートです。フルーツのポタージュみたいな感じ。

2回作って、大体材料の見当がついてきたので、今回作ったレシピをご紹介します。

【材料】
ベリー類などの果実、種を取ったりした状態で1kg
砂糖   ベリー類の20~25%
プディングパウダー 1袋(37g)または片栗粉 30g
(プディングパウダーにはスターチ、香料、食塩、色付けにカロチンが含まれています)

今回はサワーチェリー約400g

サワーチェリー

赤スグリ(Rote Stachelbeere) 350g

赤カシス(Rote Johannisbeere) 250g

赤カシス

ぐらいで作りました。

【作り方】
1.サワーチェリーさくらんぼは洗って柄と種を取ります。
種は、ワインなどのびんを使うのが一番早く取れます。
チェリーを柄がついていた方を下にしてびんの口で片手で支え、おはしか串で反対側から突きます。種がびんに落ちます。この方法だと、後でびんに溜まった果汁が使えます。びんの口にチェリーを置いただけだと、普通はびんの中にチェリーごと落ちてしまいます。

ただし、今年は傷んでしまったものが出たため、ナイフで半分に割り、中を確かめながら種を取り出しました。これが時間がかかるのよ・・・。orz

2.赤スグリは洗って花の残りと柄を取り除きます。
赤カシスは、フォークでしごくようにして実を柄からはずし、洗います。

3.準備を終えた実を鍋に入れ、砂糖を加えます。砂糖の量は実の甘さに左右されます。うちの材料はどれもかなり酸っぱめです。まず試しに砂糖を180gくらい加えました。水は、赤スグリの時は200mlくらい入れました。今回サワーチェリーから果汁が出ているので、175mlにしました。

4.火をつけ、沸騰させ、そのまま柔らかくなるまで中火くらいで煮ます。ただ、あまり煮すぎないで形が部分的に残るくらいの方がおいしいです。沸騰後3分くらいでしょうか。私は保存したいので、煮ている間に保存用のガラス容器を熱湯で消毒します。グリュッツェはそのまま食べられるので、ジャムより大きいガラス容器にしました。

5.プディングパウダーまたは片栗粉を水少々で溶いておきます。

6.グリュッツェを味見します。私は大さじ5杯ほど砂糖を足しました。結局230gぐらいになったかな。味が整ったら、混ぜながら5.を溶き入れます。とろみがついて煮立ったら、でき上がり。ジャムと同じようにガラス容器に注いで蓋します。

この甘さだと、カスタードクリームを添えずにそのまま食べられます。
ヨーグルトと合わせても、グーッド!グッド!